大学4年になって気づいた節約方法【日常生活編】
大学生になって初めて一人暮らしを始めたという方がほとんどではないでしょうか?そういう時に家事と一緒に自分でしなくちゃいけないっていう仕事の一つが「お金の管理」だと思います。
そうすると、自然に「節約」の方法も気になりますよね。仕送りの額、アルバイトのお給料、みんな違うと思いますが、やっぱりお金はそれなりに貯められた方がお得です。
この記事では、3年間にわたり「お金がない!」と言い続けてきた私が4年生になりようやく気づいた節約のコツについて買いていきたいと思います!
貯金をする
私はこれまで「貯金したって別にお金が増えるわけじゃないんだから意味ないじゃん」と言い一切貯金することはありませんでした。
しかし4年生になり早くも年齢は22歳…。そろそろ貯金の習慣もつけた方がいいんじゃないかと思い始めるようになりました。
貯金をすると以下のようなメリットがあります。
- 額面が減るだけで焦る
- チリも積もれば山になる
- 心理的余裕につながる
額面が減るだけで焦る
大学生ならほとんどの人が自分用の口座を持っていると思います。そこから貯金用の口座に移す、もしくは現金として家に保管すると額面上は口座からお金が減ることになります。
そうすると不思議なことに実質お金は減っていないのにまるで減ったかのような焦りを感じます。例えばアルバイトのお給料で10万円もらった時に3万円貯金するとします。その時に明細で
残高:100,000円
となっているより
残高:70,000円
となっているほうがなんだか焦りますよね。こうした行動が自然に「節約しなきゃ!」という態度につながります。私はこれに気づくのに3年間かかりました。
チリも積もれば山になる
私はありがたいことに比較的余裕のある仕送りを両親からもらっていました。しかし、世の中には学費すら自分で払っているというスーパー苦学生がいます。めちゃめちゃ尊敬します。
そんな人にとって貯金なんて「できるわけがない」です。なんてったってどれだけ毎月働いてもカツカツです。交際費なんて考えているととてもじゃなく貯金するだけで死が一歩一歩近づいてきます。
と、ここまで言いましたが毎月1万円でもいいので貯金するようにしましょう。いや、5千円でも3千円でもいいです。一年続けるとそれなりの額になります。
月10,000円→年末には120,000円
月5,000円→年末には60,000円
月3,000円→年末には36,000円
心理的余裕につながる
先ほど額面が減ることで焦ると言いましたが、それと同時に貯金を続けていると心理的な余裕も出てくるようになります。というのは研究で人間はお金を見るとストレスレベルが下がることが証明されているからです。
例えば、最初は額面が減り焦るかもしれませんが半年間毎月3万円貯金を続けているとするとその時には貯金用口座に18万円入っていることになるのです。
こうなるともう勝ちです。なんの用事も無いのにアプリで額面を開いて「18万円であれもできるし、これもできるなあ」なんて考え始めるようになります。私です。
服を買いすぎない
大学生になると毎日私服で通学しないといけないことになり、おしゃれに気を使うようになった、という人が多いと思います。私もその一人です。
しかし、服、高すぎます!初めて友達と少しだけいいお店に買い物に行った時「ズボン1枚1万円1?Tシャツ6千円!?」と驚愕したことを今でも覚えています。だって考えてみてください。時給千円のアルバイトでほぼ一日中10時間バイトしてようやくズボン1枚ですよ?バカらしくてしょうがなかったです。
そんな時に、お金にもファッションにも気をつける方法は次の3つです。
- 古着を活用
- 友人から貰う
- 着回す
古着を活用
これまた初めて古着屋さんに友人と行った時、あまりの安さにびっくりした記憶があります。というより最初が高すぎて逆に印象に残りました。
セカンドストリートなどの大手古着チェーンをはじめ個人で経営されている古着屋など、都市部に住んでいる人ならどこでもかなりの数、あると思います。
新品しか服を着れない!という人にはお勧めできませんが、ジャケットや靴、ズボンくらいなら全然誰かが使ったものでも気にしない、という人、まずは古着屋に向かいましょう!
友人からもらう
正確には友人から「売って」もらう、かもしれません。大学、特に私立大学だと一定の割合でかなりお金に余裕がありインスタグラマーをしているという学生がいます。
服目的で彼らに近づいて仲良くなるのは倫理(?)に反しているのでお勧めしませんが、自然と仲良くなった友人がたまたまファッション好きだった場合、ラッキーです。いらなくなった服がないか聞きましょう。
私はアパレル店員をしている友人からジャケットやシャツなど5着ほど合わせて1万円以下で売ってもらったことがあります。私は客として絶対にその値段で購入できないし、友人も友人でその値段で普通に売ることはできないのでウィンウィンでした!
着回す
これまで3年間、私は愚かでした。というのも毎夏、毎冬、毎回毎回違う種類のジャケットやズボンをその度に購入していたからです。もちろんお金はたまりません。
冬になるたびに去年購入していたジャケットとかコートがどこか(おそらく実家)に消えていってるんですよね。こういう状況が3年間続き、そして最近ようやく気づきました。
もう一回着ればよくね?
そうです。少なくともそれぞれの季節最低半年間は間が空きます。同じコートを冬の間着続けても次の冬が来る頃にはまたデザインは新鮮に見えます(あなたがインスタグラマーでない限り)。
なので、それぞれの季節に購入した服(特にジャケットなど高額なもの)は大事に、わかる場所に保管しておくように心がけましょう!
マクドで十分
毎日、マクドナルドで食事をしろ、といっているわけではありません。そんな生活をしていたら健康にも良くないしお財布にも良くないので絶対にしないでください。
しかし、ここで私が言っているのは「友人との待ち合わせ」や「気の知れた友人と話をする」時にマクドナルドを使って欲しい、ということです。
大学生になるとさすがに高校生、中学生の時よりお金に余裕が出てきます。そうするとマクドナルドからグレードアップして「スタバ」「タリーズ」「ドトール」と聞きなれない横文字が口から自然に出てくるようになります。
待ち合わせはマクドで十分
よく「スタバで待ってるね〜」なんてことがあります。この場合、私は待たれている側なので特に気にする必要がありません。が、もしあなたが誰かを待っている場合(そして節約したい場合)、スタバとかちょっとおしゃれなカフェに行くのはやめましょう。
スタバで一番安いコーヒーメニューがドリップコーヒーS(280円)です。高すぎます。
一方、マクドナルドのコーヒーSは100円です。約3分の1です。安すぎます。破格です。
というわけで、待ち合わせの時はマクドで十分です。活用しましょう。
話すだけならマクドで十分
さすがに、全員とマクドで話せと言っているわけではありません。しかし、気の知れた友人と話したいことがあるならマクドで十分です。わざわざスタバに行く必要はありません。
あまり気の知れていない人、初めて話すような人だったら少し体裁を気にしてスタバなどのおしゃれなカフェで話し合うのが無難です。私も大学でも地元でも付き合いの長い友人と話す時はお金のことも考えてマクドナルドをよく使っています。
マクドとスタバの店舗数
カフェをスタバ一つだけに絞るのはよくないかも知れませんが、各店舗数は以下の通りです。
マクドナルド:2890店舗
スターバックス:1363店舗
ドトールコーヒー:1334店舗
大手カフェブランド二つを合わせてもマクドナルドの店舗数が多いです。それに、スタバもマクドもだいたいお互い近くにあるので見つけるのに困ることは少ないでしょう。
自炊は最強
大学に入ると毎日スーパーとかコンビニでカップ麺を食べるタイプと全部きちんと自炊するタイプの学生で分かれますね。私はカップ麺ばかりは食べていませんでしたが、自炊をすることは滅多にありませんでした。
クオリティとコスパ
3年生の終わりごろに初めて自炊をするようになりその安さに驚きました。もし学生向けの定食屋でご飯を食べたら1食600から800円くらいは最低でもしますね。
しかし、自炊をすると簡単な豚肉の細切れ200円にもやし一袋40円、材料費はその3分の1程度でおさまります。味付けやお米などには別途お金がかかりますがそれを含めたとしても一食確実に500円以内にはおさまります。
クオリティはやはりお店のものよりはかなり劣りますがコンビニの加工食品などと比べるとずっと栄養もあり、自分で作ったという満足感も得られます。私は自炊を始める前、料理をする時間が勿体無いしストレス、という意見でしたが、実は料理して満足感を得ることがストレスの解消にもつながります。「こうやって人は料理にはまっていくんだな…」と実感した瞬間です。
割引商品を見つける
近所に閉店が早いスーパーはありませんか?普段、閉店が早い、と聞くと嫌なイメージがありますが、この閉店が早いスーパーは貧乏学生の強い味方になってくれます。
その理由は閉店が早いため商品に割引シールが貼られる時間も圧倒的に早くなるのです。私の家の近くに夜8時閉店という超やる気のないスーパーがあります。最初はいやでしょうがなかったのですが、自炊を始めてみると割引シールが6時半頃から貼られるのでお得だと気付きました。今では常連です。
というわけで家の近くで閉店の早い(できれば9時より前)スーパーを見つけて閉店間際に食材を買うようにしましょう。かなり節約になります。
ちなみにですが、もしあなたが都市部の大学にかよう学生なら近くに100円ローソンがあるかもしれません。私は最近利用するようになったのですがとても便利で節約になるので是非行ってみてください!
お茶を自分で作る
大学生になって友達の家に遊びに行くと飲み物がだいたいペットボトルで出てくると思います。そしてほとんどの場合、水かお茶の2リットルボトルです。私もこれまで3年間にわたり愚かにも毎日毎日、水をコンビニやスーパーで購入していました。
「水なんて所詮100円じゃん。余裕じゃん。」なんて思って買っていたのですが考えてみてください。めちゃめちゃ高いです。めちゃめちゃ無駄遣いです。
買い続けるととんでもない額に
水の2リットルボトルが100円とします。成人男性が1日に飲むべき水の量はだいたい3リットルとされています(女性は約2リットル)。こうして考えると男性は2日間で3本水を買わなければなりません。
365日/2日=182.5
182.5*3本=547.5本
このように1年間水を買い続けると約55,000円の出費になります。とんでもない額です。私は3年間水を買い続けていたので単純に170,000円近くを水に費やしていたのです。
お茶の葉っぱを買おう
お茶は絶対に自分で作りましょう。これも「めんどくさい」なんて声が聞こえてきそうですが、わざわざコンビニに行って重たいペットボトルを持って帰ってくる方が「めんどくさい」です。
私は下の「伊藤園 香り薫る麦茶ティーバッグ」と2リットルのお茶入れ二つを使って節約しています。お茶が十分にでるのに1日以上かかりますがそれを差し置いてもとてつもない節約になるのでおすすめです。
こちらは54袋入りでたった200円です。だいたい二袋で2リットルのお茶が出来上がるので、そう考えるとこれ一つ(200円)で54リットル分のお茶ができます。この分の水を買うと単純計算で2700円です。そのコストは10分の1以下です。
まとめ
これまで私が無駄にしたお金と時間を少しでも大学入りたての学生たちに活かしてもらいたいと思いこの記事を書きました。あらためて振り返ってこの記事を書いていると悲しくなったくらいです。
1年生の時からコツコツ貯金して豪華な卒業旅行をしたり、欲しいカメラを買ったり、とか節約してできることを考えるだけでワクワクしてきますね。
それでは、節約頑張ってください!