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【多動力】大学生がホリエモン「多動力」から学べること

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大学生の皆さん、今日は何を楽しみに思いながら目を覚ましましたか?

朝ごはんでしょうか、それとも恋人とのデート、夜の飲み会でしょうか。理由はなんであれ、もしあなたが毎日ワクワクして生きられているなら多分この記事は必要ありません(けど読んでってくださいせっかくなので)。

 

最近、私はホリエモン堀江貴文)の書籍「多動力」を読みました。結構過激な内容で一般大学生の私には少々刺激が強いスパイシーな内容でした。ですが、その中でいくつか「大学生でも実行できそう」なことがあったのでこの記事で説明してみたいと思います!

 

多動力 (NewsPicks Book)

多動力 (NewsPicks Book)

 

 

 

 

ホリエモンの考え

「大学生ができること」に入る前に簡単にこの本の中でホリエモンが伝えようとしていることをまとめてみます。

 

考え1:一つの仕事にとらわれるな

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ホリエモンは冒頭でこのように書いています。

そんな時代に、イチロー選手やカズさんのような才能をもたない人が、一つの仕事に囚われてしまっていては、価値あるものは生み出せなくなっていくだろう。

 

わかりやすい文章ですね。ホリエモン曰くほとんどの人は一つのことに対して特別な才能を持っていなくて、時間をかけて色々なスキルを獲得するのが大事だと、言っています。

 
まず、一つのことに1万時間取り組めば誰でも「100人に1人」の人材にはなれる。(中略)別の分野に1万時間取り組めば何が起きるか。「100人に1人」×「100人に1人」の掛け算により、「1万人に1人」の人材になれる。さらに飽き足らず全く別の分野にもう1万時間取り組めば「100万人に一人」の人材が誕生する。ここまですれば、あなたの価値と給料は驚くほど上がる。
 1万時間というとそんなに長くないようにも感じますが、実はこれとてつもなく長いんです。仮に1日一つのことに6時間取り組んでも上で言う100人に1人の人材になるまでおよそ1666日かかります。およそ4年半です。
ホリエモンがここで伝えたいのは「一つの仕事に集中せずに違う分野のスキルをいくつも獲得しろ」と言うことです。
 

考え2:完璧主義より完了主義

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ホリエモンは多動力を身につけるためには完璧主義者よりも官僚主義者になることが大事だと言っています。

「完璧主義者」は、なんどもやり直し、一つの仕事にアリ地獄のようにハマってしまう。目指すべきは、完璧ではなく、完了だ。目の前の仕事をサクサク終わらせ、次に行く。そして前の仕事には戻らない。「完了主義者」こそ、大量のプロジェクトを動かすことができる。

 

全ての仕事を限りなく100%の完成度に近付けようと頑張ってしまうと、あまりに多くの時間を無駄にしてしまいます。というのも仕事の完成度が80%に到達するスピードと80%から100%に到達するスピードは全く違うからです。

 

多動力を身につけるためには、だいたい2割くらい手を抜いて仕事しちゃいましょう、というのがホリエモンの考えです。

 

考え3:基礎教養を身につけろ

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政治経済にしろ歴史にしろ、科学や数学にしろ、ベースとなる基礎教養を身につけておく必要はある。

ホリエモンはどの分野においても基礎教養を身につけることが大事だと言っています。応用的な知識である必要はなく、誰かと話をする際に基本的な理解ができる程度でもいいから本質を知っておくことが大切だそうです。

 

そしてここで、基礎教養ともう一つ身につけるべきスキルが紹介されています。

 

それは「検索する力」と「質問する力」です。

骨格となる基礎教養と知識さえ身につけておけば、あとは「検索する力」「質問する力」さえあれば、いくらでも新しい知識を補完していける。 「聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥」と言うが、そもそも聞くことを恥ずかしがる必要もないし、ググれば一瞬で解決だ。

 

「そもそも聞くことを恥ずかしがる必要もない」と言う部分が個人的にグッときました。確かに、わからないことを恥ずかしがって「恥」と捉える必要はないんですよね。

 

大学生が多動力を身につけるためには?

簡単に、ここまでホリエモンの考えをまとめてきました。この本では各章の最後に「アクションプラン」が付いていて読者がすぐに何かしら実行できるようになっています。

 

そこで、ここでは私が「大学生にとって大事」だと思ったことを少し改変して紹介していきます。

 

アクション1:肩書きを決める

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さっきの1万時間一つのことに取り組めば、それに長けた100人に1人の人材になれると言う話がありましたね。その一つのことがここでいう「肩書き」です。

 

とはいえ、何かやるたびにわざわざ時間を計測している人は少ないと思います。それに、私みたいな社会に出たことのない大学生は肩書きらしい肩書きは持っていません。

 

なので単純に自分が得意だと思うこと上位3つを書き出してみましょう。ちなみに私だと、英語、読書、筋トレ、と言った具合です。

 

その次に、手にしたい「肩書き」を書いてみましょう。私は今こうしてブログを書いているのでプロブロガーやデジタルノマド、カメラも好きなのでカメラマンやビデオグラファーなんていう肩書きも魅力的ですね。

 

ホリエモンはこの次のプロセスで、「では1万時間をどう捻出するか」を考えろといっています。しかし、考えてみてください。私たち大学生、死ぬほど時間があります。お金はないかもしれませんが時間は人生で一番といっていいほどあります。

 

なので、時間を捻出する方法は特に考えなくて大丈夫です。とにかく欲しい肩書きに対して貪欲に行動してみましょう。

 

  • 得意なこと上位3つを書き出す
  • 欲しい、憧れの肩書きを書き出す
  • その肩書きに向けて時間を使う

 

 

アクション2:手を抜いてワクワクしよう

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あなたが今日起きてから寝るまでにすることを徹底的に思い出してみてください。そしてその中でいくつ心の底からワクワクして出来ることがあるでしょうか。ホリエモンはこのワクワクを増やすことがとても大事だとしています。

 

先ほど、完了主義者になれという話がありましたね。今、手につけている仕事を8割の力で終わらして余った時間を自分がワクワクすることに使ってみましょう。先ほど、書いた欲しい肩書きに向けて努力するのもワクワクの一つです。Youtubeをみたり美味しいものを食べたりするのもワクワクです。とにかく新しいことを始めてみましょう。

 

こうして、少しずつワクワクの割合を増やしていくことで充実した人生に近づくことができます。

 

  • 1日の細かなスケジュールを書き出してみる(歯磨きとか掃除、移動まで全部)
  • その中でワクワクしないものを認識する
  • ワクワクしないものは少しだけ手を抜いて終わらせる
  • 空いた時間で新しいことを始めてみる

 

 

アクション3:準備せずに始める

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完了主義者の話に繋がるところがありますが、とにかく仕事とかやりたい事は手をつけてみましょう。そして実際に作業をしながら「考える」ようにすることで、完璧主義者にならずに済みます。

 

大学生の場合だとプレゼンを完璧にしようとしてリサーチばかりしてしまう、好きな子をデートに誘うために自分磨きをずっとしている、なんて状況があると思います。

 

プレゼンだったらとりあえず誰かに発表してみてもらいましょう。そうすることで自分の弱みも見えてきますし、アウトプットにもなります。気になっている子がいるならもう誘ってしまいましょう。自分磨きをした上に振られるくらいなら一度デートをして様子を見て考えましょう。

 

  • ずっと自分が「準備」していることは何か考えてみる
  • とりあえず始めてみる
  • 始めてから軌道修正を考える

 

 

アクション4:一工夫する

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同じことをずっとしているとどうしても「今のやり方が一番効率がいい」と思いがちです。ですが、本当に大事なのはその仕事を半分で終わらせようとする「一工夫」です。

 

なかなか、難しいように感じますが、何かアクションを取った後は目標をどう効率的に完了させるか考える癖をつけましょう。

 

私の場合はブログをはじめて見たわけですが、初心者なので書く時間も遅いし記事の質も低いです。となると、

  • 書く時間を短くする一工夫=時間制限をする、タイピングを練習する
  • 記事の質を高くする一工夫=記事構成を事前に考える

をした方が効率的に記事を書くことができます。こういう一工夫を他の作業にも適応していくのが理想です。

 

大学生だと、やはり論文やテスト勉強が出てきますね。論文を書くときにその分野のことを網羅しようとしても不可能です。自分が描きたいことを明確にして関連書籍の関連する部分だけを上手に理解する力が必要です。テスト勉強でも授業内容全てを復習するよりも友人や教授の力を借りてテスト範囲を絞って勉強した方が結果的に短い時間でいい評価がもらえます。

 

 

まとめ

多動力みたいなビジネス書だと読者層はビジネスマンが多くなってしまい、なかなか大学生が吸収するのは難しいと思います。私も、読み始めたとき「取り組んでるプロジェクトなんてねえよ…」ってなってました。

 

大学生には大学生用の少し視点を下げたアクションプランが必要だと感じたのが今回この記事を書いた理由です。

 

もし、あなたが大学生ならすぐに実行して「多動力」を身につけましょう!

 

多動力 (NewsPicks Book)

多動力 (NewsPicks Book)