【チョコレビュー】オーストラリアのダークチョコレートを食べてみる
こんにちは。バレンタインデーから早くも一週間が経過しようとしていますが、私のチョコレートに対する熱は年中冷めることがありません。というわけで今回も飽き足らずチョコレートを自己満足レビューしたいと思います。世界中のチョコレートラバーに向けてこの記事を書きます。
前回に引き続き今回いただいたチョコレートもオーストラリアの旅行中に意識が高そうなお店で高額で購入したチョコレートです。他のチョコレートレビュー記事もご一緒にどうぞ。
私の記憶では確か日本円で500円くらいしたので期待は高まっています。(正しい値段は最後のまとめに記載しています。)
今回頂くチョコレート
今回頂くチョコレートはオーストラリアのLovingEarth社のダークチョコレートです。触り心地のいい紙のパッケージに包まれている高級感あふれるチョコレートです。もう食欲がそそられます。
しかし、箱を開けてさっさと食べてしまう前にいつもどおり色々チョコレートについて調べないといけないので一旦パッケージを読み込みます。
パッケージ表面下部にFood Is Sacredと書かれています。直訳すると「食べ物は神聖」ですね。後から調べてわかったことなのですが南米ではチョコレート、特にカカオは「神の食べ物」として認識されているそうです。すごいですね。
このチョコレートはカカオ分が72%です。しかしその横になにやら見慣れない文字が並んでいます。Ashaninka…?
一人で考えてもわからないので検索してみたところ南米ペルーのアマゾン流域にアシャニンカという部族がいるそう。このチョコレートを製造する会社が彼らと直接取引することで上質なカカオを入手しているそうです。(※この部族に関する詳しい説明は下からどうぞ(英語))
そして先ほどの画像、よくみてみると下側にSimple 2 Ingredientsと書かれています…。今まで、原材料が2つのチョコレートなんて食べたことありませんし、そんなもの存在できないと思ったのでびっくり仰天です。急いで裏面の原材料を確認しました。
すると本当に原材料は2つしかありませんでした。カカオ豆と蒸留したココナッツの蜜のみです…。ココナッツなんて生でみたことすらないです。多分。どんな味なんですかあれ。
他にも色々な情報がパッケージに書かれていたので箇条書きで簡単にまとめておきます。
- 有機栽培チョコレート(カカオの栽培に人工の農薬など健康に害を及ぼすものが使われていない)
- 動物性の原料が一切使われていない
- ソイフリー(名前の通り大豆製品を一切使っていない。大豆から健康に害を及ぼす可能性のある「抗栄養素」が発見されたことから始まった欧米発のトレンド)
- パッケージは生物分解されやすく環境に優しい
- リジェネレーティブチョコレート(カカオ農園と製造会社が直接繋がっていることで、農園の人たちがより良い労働環境で働くことができる。調べた感じ、日本でいうフェアトレードが近い感じがします)
見た目
まずはパッケージを開けます。さすがは高級チョコレート、パッケージを開く方法も只者ではありません。まるで、カレー粉みたいな開き方です。
そして中からはプラスチック放送をされたチョコレートが出てきます。パッケージが二段階されているところはどこか日本的で、無駄なプラスチックといった感じがどうしてもしてしまいました。しかし、なお高級感ありです。
チョコレートは見ての通りかなり分厚いです。これまでにレビューした二つのチョコレート(どちらもオーストラリアのもの)は100gと90gだったのでそれより少ない80gですが、それでも分厚いです。例えば、日本のガーナチョコだと50gなので1.6倍近くあります。
触った感じはすべすべです。まあ、冬の日本で室内保存していたのでそのせいかもしれませんが。
実食
実食までの道のりが長かったです。ようやくチョコレートを口に入れることができます。しかし、普段よりリサーチをよくしたのでなんだか気持ちも高まっています。
食べる前にプラスチックの包装を開封した時点でかなり苦い香りはしていました。かといって、嫌な感じの苦味ではなくなんども言いますが高級感あふれる感じの苦い匂いです。コーヒー的な(ちなみに私はコーヒー苦手です)。
口に入れて噛んでみると、最初はやはり苦味があります。カカオ豆の特性なのかココナッツの密による甘みが薄いのが72%カカオにしては苦味が強いように感じました。しかし、まだまだ許容範囲です。美味しいです。
これは、私がダークチョコレートの好きな部分でもあるのですが噛み砕くとかなり細かく別れてすぐに溶けてなくならないんですよね。このチョコレートも一緒でかなり細かく噛み砕くことができました。
最初は苦味が先行しますが、徐々に甘みもやってきます。しかし、ここは砂糖の中毒的な甘みではありません。そうです、ココナッツです。
ココナッツの甘みなんて正直知らないのですが、砂糖よりはほんと自然の甘みといった感じでしつこくなかったです。苦味と一緒に甘みも優しく後を引いて優しく消えていきます。
個人的に、このココナッツの甘みは気にならなかったのですが、ココナッツそのものが無理という人には少し厳しいかもしれな、という印象です。
まとめ
結果的に今回のチョコレート、大満足でした!ちなみに値段は調べてみたところ、種類は違いますがアマゾンで11個入りで約57ドルでした。だいたい、一つ5.7ドルとして600円は超えますね。高いです。
楽天でも売られているのを発見したので確認したところわずか30gで400円を超えていました…。当分、このチョコレートを食べることは無さそうです…。残念。