四国の田舎出身大学生が関西文化、関西人について思うこと
大学生になってから地方を出て都市部にやってきた学生ってきっと多いですよね。
実は、私もその一人で、四国の片田舎から大都市京都まで大学に通うために出てきました。京都が大都市かどうかは賛否両論かもしれませんが私の地元と比べるととてつもなく大きい素敵な街です。
同じ日本といえど田舎で生まれ育って関西にやってくると地元とは違うことをたくさん発見します。なので、この記事では四国の田舎出身から見た関西文化、関西人はどんなものなのか完全主観で書いていきたいと思います。
関西人はフレンドリーで正直
これが私が関西の人に対して抱いた最初の印象です。すごくフレンドリーに話しかけてくれる人が多くて、けどフレンドリーなだけじゃなくて言わないとダメなことは正直に伝えるというスタイルだと思います。
四国だとこんなにフレンドリーな人ってあんまりいなくて、最初は割と壁を張っている感じがあります。私も初対面で少し壁を作ってしまうタイプの人間だったので最初は関西出身の友人との接し方がいまいちわかりませんでした。
もちろん、関西人100%がフレンドリーなわけじゃなくて、今まで出会った人の中には物静かで落ち着いている人もある程度います。けどそう言う人たちも、自分の意見をしっかり持っていて一回仲良くなると、ザ関西なノリを発揮してくれます。
関西弁は可愛いけど怖い
関西人に「なんでやねん!」と突っ込まれて嬉しかった地方出身の人はきっと私だけじゃないです。テレビで聞くやつ!とめちゃくちゃテンションが上がってしまい「もう一回突っ込んで」とお願いするくらいでした。
それに、関西弁自体は四国の方言と意外と似ていてアクセントは7割くらい一緒だと思います。だから耳に馴染みはあって可愛く聞こえます。
ただ、可愛いだけじゃありません。関西弁で怒っている時、めちゃめちゃ怖いです。もしあなたが関西人ならあなたも怒っている時めちゃめちゃ怖いはずです。
一度、バイト中にお客さん同士が店の前で喧嘩をし始めたことがありました。その時、止めに入ろうと勇敢に店の外に駆け出した…はいいものの、関西人のあまりの迫力になすすべなく関西出身の店長の元へヘルプに戻るという苦い記憶があります。
なので、関西に住んで4年目の今でも関西の人は怒らせないように細心の注意を払いながら生きています。
大阪へ行くのが怖い
怖がりすぎだろって言う話ですが、いまだに大阪の南の方へ行くのが怖いです。何回か一人で遊びに行ったこともあるのですが夜は基本的にめちゃめちゃ小心者みたいな歩き方をしていました。
梅田駅周辺は全然平気なのですが、それ以外の場所になるとまるで海外旅行をしているかのような気分になります。まあ、一度も絡まれたことはないんですが…。
なので、田舎出身で大阪に溶け込んで、かつ南の方に住んでいる人は凄いなあ、と度々思います。もちろん、大阪自体は嫌いじゃないですよ!嫌いというより怖いだけです。昼間なら全然エンジョイします。
関西圏の貶し合いが理解できない
四国出身のよそ者からすると、大阪の人が京都の人を嫌ったり、京都の人が滋賀をバカにしたりするのがあまり理解できません。というのも、四国内ではそんな密接な付き合いが各県で無いので、お互いに褒め合っている感じがあるからです。
大阪出身の子と話していると「京都の子はほんま好かんわあ〜」となり京都の子と話していると「滋賀なんもないからな〜」となって滋賀の子と話していると「滋賀はまじでなんもないよ」となります。
いや、兵庫から滋賀まで全部素敵な場所です。四国出身からしたら関西圏で「何も無い」とされる滋賀ですら栄えてます。全然大丈夫です。
という平和主義な私もさっき大阪を貶したばかりなので何もいえませんが、もっと仲良くやってもよくないか!と度々思います。
京都がよすぎる
これは完全に京都ひいきです。京都大好きなんです。嫌いなところいえば街全体が坂になっているのと天気と自転車に優しく無いところくらいです。
それ以外は人も優しいし、治安もいいし、何より観光都市なので景観が信じられないくらいです。4年目の今でも、京都を自転車でうろうろするのは楽しいです。碁盤の目になっているので何回も違う道が通れるのが最大の魅力です。
もうここに関しては京都愛を伝えたいだけです。ずっと京都を拠点にして暮らしたいと思うくらいで、他の場所に行きたく無いです今は。
まとめ
まとめると私は関西、好きです。好きって言えるほどいろんな場所には行っていないかもしれませんが、私の行動範囲内では好きな地域の一つです。
関西人が当たり前だと思っていることも意外と地方出身から見たらなんだそれ!みたいなこともあるので他府県出身の友人に聞いてみるのも面白いかもしれませんね。
私ももっと関西に馴染めるように関西弁を練習して、フレンドリーに人と接することを心がけたいと思います!