英語?留学?国際系学部に進むデメリット5つ!
英語とか国際系の学部って憧れるよなあ
大学受験をしようと決意した当時高校生の私はぼんやりとそう思っていました。なんだか、英語とかアメリカとかっていう単語の響きってかっこいいし、とりあえず英語喋れたらモテるみたいな考えで国際系学部を目指していました。
しかし、実際に国際系の学部に入り4年間過ごしてみると、高校生の時に想像した華やかな国際系学部とのギャップが見えてきます。
そこで、この記事では国際系学部を目指す高校生に現実を知ってもらう、もしくは国際系に所属する大学生にはあるあるネタとして楽しんでもらう目的で国際系学部に所属するデメリットについて書いていきたいと思います!
- デメリット1:とにかく英語の授業が多い
- デメリット2:留学しすぎて友達と会えない
- デメリット3:周りが優秀すぎる
- デメリット4:英語を喋れるという過度な期待をされる
- デメリット5:喋り方がルー大柴みたいになる
- まとめ
デメリット1:とにかく英語の授業が多い
とにかく、ありえないくらい英語の授業が多いです。もちろん、英語を勉強したくて入学した面もあるので、最初はそんなに嫌じゃなかったのですが、いくら何でも多すぎました。その数、週に8回です。
ちなみに、私の学部ではこの週8回の英語という時間割が2年間続きます。しかも、課題が死ぬほど出ます。ギリギリの英語力で入学した私にとってその全て地獄そのものでした。
授業自体はほぼ惰性で出席し、素晴らしい友人達と協力しながら2年間の英語地獄を耐え抜きました。結果的に、入学時はTOEICとかめっちゃむずい!くらいの英語力だったのが気づいたらスラスラ解けるくらいにはなっていました。
英語が大好きで仕方ない!という人にはオススメですが、英語で何か専門分野について勉強するということも国際系学部ではよくあるので、学習分野についても事前にリサーチしておきましょう。
デメリット2:留学しすぎて友達と会えない
みんな留学しすぎってくらい留学します。しかも長期留学なので学年全員が揃うのが1年生と4年生だけなんてことになります。いや、4年生は就職活動でほとんどみんな学校に来ないので実質1年生の時だけですね。
私は入学当時、留学に行くつもりは無かったのですが周囲の人がほぼ全員留学へ行く様子を見てつられました。もちろん、長期留学だったのでほぼ1年間大学の友人とは全く会えませんでした。
人によっては1年ぶりはザラ、長い人は2年ぶりに再会なんてこともあるので、1年生の時にしっかりと友人をたくさん作っておくようにしましょう!
デメリット3:周りが優秀すぎる
大学に入った時、一番のカルチャーショックでした。高校ですでに留学している人や、海外で生まれ育った人、ハーフに、帰国子女に、ザ国際系という人間がたくさんいたからです。
一方私は、日本の地方出身、地方育ち、海外経験旅行すら無しというザ凡人でした。英語なんて大学1年生が喋れる訳ない、と思っていましたが大学に入るとみんなペラペラですごく凹んだ思い出があります。
それに、周りが英語できすぎて、「俺の英語力なんて、何の意味もないよ…」って気分になります。例えば、就職活動中、友人の多くが「英語だけできても何の役にもたたないよ…」と口にするのを耳にしました。英語ができるのが当たり前すぎて、日本人全員英語ができるみたいな錯覚になってしまうんですよね。
あなたがもし、すでに英語が喋れて海外経験も豊富というなら心配する必要はありませんが、私みたいに田舎生まれ田舎育ちだったら彼らに追いつくための努力が必要です。
デメリット4:英語を喋れるという過度な期待をされる
大学に入り他学部の人やバイト先の人と話していると、国際系学部に所属しているというだけで英語がペラペラということにされます。今は、さすがに4年間も言われ続け受け流し方も身につけましたが、1年生の時なんて英語なんか喋れるわけもなく真っ向から否定していました。
もちろん、英語が喋れるに越したことはなくその期待には応えたくなります。ただ、英語力が十分でないとなかなか居心地は悪くなります。「国際系なのにその程度の英語力なんだ…」ってことにもなりかねません。
デメリット5:喋り方がルー大柴みたいになる
みんな3年生くらいになってくると、お互いに英語の知識がどれくらいあるか何となくわかってくるので、変に横文字を使い始めるようになります。多分、周囲から見るとダサいです。
例えば「あー、それはメイクセンスだわ」とか「昨日飲みすぎてまじでハングオーバー」とか、全員ではありませんが一定数言う人はいます。
時間を一緒によく過ごす友達がこんな感じだと、自然にあなたの喋り方もこんな感じになります。学部の外でやるとなかなか恥ずかしい上に、「なんていった?」みたいなミスコミュニ…気まずい場面にもなりかねないので気をつけてください。
まとめ
以上、私が感じた国際系学部にいるデメリット5つです。すごくネガティブな書き方をしたのでどことなく罪悪感がありますが、言い換えると下のようなメリットにもなります。
- 英語を好きなだけ勉強できる!
- 友達と海外で合致して海外旅行できる!
- 周囲に刺激的な人が多い!
- 英語を喋れる期待に答えようと努力する!
- ちょっと頭良さそうな喋り方になる!
ちょっとポジティブすぎるような気もします。
何もともあれ、国際系学部はオープンでいろんなバックグラウンドを持った学生がいる楽しい学部です。デメリットよりも学べることが多いので是非、高校生は進学、大学生は様子を見に来てください!