【永久保存版】大学の交換留学の不安を取り除くために日本でするべきこと
交換留学を控える大学生はたくさんの不安を抱えています。私も実は、交換留学で渡米する前はそんな状態で、先の生活が心配になりすぎて自分が楽しんでいる姿が想像できませんでした。
ですが、日本にいる間に不安に対処する方法があったなあ、と留学を終えて半年経った今、実感しています。留学への不安は留学に行ってからしか解決できない、とも言いますが、確実に日本にいる間に努力して不安を軽減、もしくは取り除くことができます。
この記事では、今年交換留学を控えた不安な大学生に向けて少しでも気持ちが軽くなる方法を説明していきたいと思います!
留学先の言語ができるか不安
交換留学にかかわらず海外留学になると誰しもが言語面に不安を感じます。これまで日本で生まれ日本人に囲まれて生活してきた人にとっては心配に思うのも無理はないことです。
私自身も、日本で生まれ育ち大学生になるまで日本の外に出たことがなかったので留学でいきなり外国人と共同生活なんて想像もできないくらい不安でした。
しかし、今、日本にいるうちにできることもたくさんあります。
まずは、当たり前といえば当たり前ですがリスニングとスピーキングを練習しましょう。しばらく英語の発音だったりリスニングを練習していると英語が「自分の言語」になってきます。そうすれば、留学先ではみんな「自分の言語」、つまり英語を喋っているから安心できるようになります(私が英語圏へ留学していたので英語の体で話を進めていきます)。
交換留学にいける実力があるということは、すでに英語はある程度できると思うのでポッドキャストやYoutubeを活用してとにかく英語のインプット量を増やしてみましょう。留学までの数ヶ月間するだけで効果は実感できると思います。
また、今、英語でコミュニケーションする友達がいないという大学生は学校で留学生の友達を見つけましょう。もう留学まで時間がない!という人でも大学の言語教育センターのようなところに行けば外国の人と話す時間が設けられているはずです。
留学に行って感じたのは、日本に興味がない人と英語を練習するのは最初にしてはハードルが高い、ということです。そもそも日本に興味がなく、母語以外話せないという人ならなおさら、英語でのコミュニケーションが難しくなります。
それに比べて、日本に留学していて日本語を勉強している学生だったらあなたの気持ちをよくわかってくれます。それに、いざという時は日本語で質問もできるので気軽英語の練習ができます。一度、大学でそういう場所を探してみましょう!
それでも、まだまだ練習したいという人は言語学習アプリの「HelloTalk」を使ってみましょう。無料でも1つだけ習得したい言語を設定できるので英語だったら、日本語を学習している英語話者と繋がることができます!
言語面の不安を解消するために日本でできること
大学の授業についていけるか不安
交換留学だと向こうの大学に一時的に所属することになりますね。すると、どうしても自分の能力で授業についていけるのだろうか、と不安になります。それにクラス内でネイティブじゃないのが自分だけというのは想像するだけでドキドキします。
正直、大学の課題は多いし、全て日本語ではなくなります。なので当然難易度も日本でしていたものよりは格段に上がります。ですが、心配しすぎないでください。この不安に対しても日本にいるうちにできることはあります。
まずは、留学先の大学にも簡単な授業があることを知りましょう。シラバスなどをみたらある程度ディスカッションやプレゼンなど難しい課題があるかどうか知ることができます。私は、どうしてもディスカッションが怖かったのでそれがある授業は避けて受講しました。
もちろん、海外の大学は全体的に日本の大学と比べて内容が難しいことが多いです。けど、簡単な授業もしっかりあります。英語圏に留学されるという人は「Introduction to -」と書かれた授業が狙い目です。
そして、実際に現地で授業に遅れないため、今のうちに英語を日常的に使うことに慣れておきましょう。普段、自分から英語で文章を読まないのにいきなり「洋書30ページ読んできて」なんて言われたら当然困惑してしまいます。そうならないためにも、今のうちにネットでも洋書でも読み漁っておきましょう。おすすめはキンドルです。
こうすることで、いきなり授業で膨大な量のリーディング課題を出されてもそつなくこなすことができます。読み慣れましょう!
留学先大学の授業についていくために日本でできること
留学してホームシックになりそうで不安
長期留学を経験した人のほとんどが期間に差はあれホームシックにもなります。私も、留学に行ってすぐ、ひどいホームシックになり1ヶ月くらい日本に帰りたくて仕方が無い時期がありました。
まず、この不安を解消するためにできることの一つ目は「誰でもホームシックになるし、自分もホームシックになる」ということを認識することです。ホームシックはほとんどの人が経験します。あなただけじゃありません。
なので、ホームシックになるだろう、と覚悟を決めてホームシックになったら現地で何ができるか、あらかじめプランを作っておいた方がいいでしょう。
次に、日本人の友達を先に作りましょう。交換で留学する大学生の場合、学内に同じ形で留学する学生が数人いるはずです。というのも、交換留学の募集は大体各大学ごと3−5人程度募集していることが多いからです。
留学関連を扱う大学の事務室に行けば同じ留学先の学生を紹介してもらえると思うので、現地で共に過ごすことになりそうな日本人と事前に仲良くなっておきましょう。そうすることで、ホームシックになった時にすぐ、助けになってもらう、もしくはあなたが助けになることができます。
最後は、留学先でコミュニティに参加することが大切です。ホームシックは名前に「ホーム」がついているので単純に場所だけで考えがちですが、実際に恋しいと思っているのはほとんど「人」です。
なので、現地で仲の良い友人ができたり居心地の良いコミュニティを発見すると自然と気分も楽になってきます。大体、どこの大学でも日本語学習者のクラブがあるので事前にフェイスブックなどで探すか、留学経験のある先輩に連絡して聞いてみましょう。
ホームシックになりそうな不安を解消するために日本でできること
- ホームシックになるという覚悟を決めてプランを作っておく
- 同じ大学に留学する日本人と先に友達になっておく
- 現地で自分が参加できそうなコミュニティを探しておく
友達ができるか不安
自分一人で新しい環境に飛び込んで行く時はやっぱり仲の良い友人ができるか不安になります。それに、言語も日本語じゃなくなってしまうので余計に友達の作り方がわからくなってしまいます。
しかし、安心してください。友達は、100%できます。「友達なんかいらない!1人で留学する!」という人ですら絶対に友達はできます。
大学の交換留学だと大学の寮でルームメイトと生活を共にするケースがほとんどです。大学によっては留学前からルームメイトを教えてくれ連絡が取れるようになるので、それを最大限に活用しましょう。
実際に彼らに会う前に趣味や好きな食べ物、出身地など基本的な情報を知っておくことは大事です。会って話した時に、すでにある程度知っているので友達作りに良いスタートダッシュを切ることができます。
また、これは稀なケースですがあなたの大学に、あなたの留学する大学から留学生がきている可能性があります。運が良ければ、あなたが留学するタイミングでその人も帰国します。
見つけ出すのは少し難しいかもしれませんが、留学生と関わりがあるなら留学生たちに聞き回ってみたり、留学生の友達がたくさんいる日本人の友人に聞いてみたりしてみましょう。可能性は高くありませんが見つかる可能性はあります。
友達を作るために日本でできることは難しいですが、現地では積極的にパーティやコミュニティに参加しましょう。また、現地で余裕があれば「Meetup」も使ってみましょう。あなたが動かない限り相手もなかなか動くことはありません。頑張ってください!
友達ができるかどうかの不安を解消するために日本でできること
- ルームメイトに連絡が取れるなら事前にたくさんしておく
- あなたが行く大学からの留学生を日本で探す
まとめ
最後に、簡単に紹介した方法をまとめてみます。
言語面の不安を解消するために日本でできること
留学先大学の授業についていくために日本でできること
ホームシックになりそうな不安を解消するために日本でできること
- ホームシックになるという覚悟を決めてプランを作っておく
- 同じ大学に留学する日本人と先に友達になっておく
- 現地で自分が参加できそうなコミュニティを探しておく
友達ができるかどうかの不安を解消するために日本でできること
- ルームメイトに連絡が取れるなら事前にたくさんしておく
- あなたが行く大学からの留学生を日本で探す
以上、あなたが不安を解消するために日本でできることです。
私は留学前にどれもしなかったので向こうでかなり苦しむ羽目になりました。他の留学生の誰にもそんな想いはしてほしくないので、ぜひ出来るところから取り組んでみてください!