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【過敏性腸症候群】腸内環境を改善するには食後のヨーグルトがおすすめ!

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過敏性腸症候群(以下IBS)を抱えていると、いくら食べるのが好きでも腹痛を恐れてお出かけ先で躊躇してしまうことが多いですよね。

 

私も、大食いで食べるのが大好きなのですが旅先などでは極力ホテル以外お腹に悪そうなものは口にしないよう気をつけています。

 

そんな時に、IBSの症状を緩和する方法として食後にヨーグルトを食べるという治療法を見つけました。基本的に一日一回で良くて、旅先で実際に朝ごはんの後だけ実践してみると、驚くほど効果がありました!

 

そこで、この記事では食後にヨーグルトを食べることがどういいのか簡単に解説していきます!

 

過敏性腸症候群は精神病?

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IBSは最近、若い人たちの間で増えている病気の名称です。腸内環境が乱れて突然下痢や腹痛に襲われたかと思えば、慢性的な便秘がやってきたりもします。こう聞くと、消化器官の病気のように聞こえますが、根本的な原因は明らかになっていないのでストレスなどによる一種の精神病とされています。

 

実際に、私もIBSと診断された時はお腹の薬と一緒に精神安定剤を処方されました。

 

ヨーグルトにはどんな効果がある?

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ヨーグルトには「乳酸菌」という腸内環境の改善にいい最近が豊富に含まれています。そして、この乳酸菌は下の順番でIBSの症状を緩和します。

  1. 乳酸菌が生きた状態で腸に届く
  2. 乳酸、有機酸を生成する
  3. 酸の生成により腸内環境が賛成に近づく
  4. 善玉菌は弱酸性、悪玉菌はアルカリ性の環境を好むので、善玉菌が活性化し増殖
  5. 善玉菌が増殖することで悪玉菌抑制につながる
  6. 腸内環境(腸内フローラ)がよくなり、便通が改善する

 

ヨーグルトがどういう風に腸内環境をよくするのか知っているだけでも、意識して食べ物を選べそうですね!

 

ここから、もう少し詳しく理解してもらうために出てきた単語を簡単に説明していきます。

 

善玉菌、悪玉菌とは?

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善玉菌の中でも代表的なのが誰もが一度は耳にしたことがあるビフィズス菌です。ビフィズス菌は善玉菌の95%を占めていて、酸素が苦手なのでそのほとんどが大腸に生息しています。

 

大腸といえば、排泄を担う場所ですよね。そこでビフィズス菌は大量に殺菌力の強い酢酸を作り出します。そうすることで大腸の動きを促進し快適な排泄を促します。

 

悪玉菌はその名の通り腸内で有害物質を生成します。この有害物質が便秘や下痢などのIBSの代表的な症状を引き起こし、さらに肌荒れやアレルギー症状を悪化させます。

 

悪玉菌は脂質や動物性のタンパク質を好むので、これが油ものをたくさん食べた時にお腹を下す理由ですね。

 

腸内フローラとは?

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フローラとは英語で「お花畑」という意味なのですが、この言葉は腸内に大量の種類の細菌が大量に生息していることから来ています。その数なんと1000種類、1000兆個以上と言われています。

 

その中で先ほど説明した善玉菌、悪玉菌、そして多い方の味方をする日和見菌に別れて生息しています。ということは、腸内フローラの善玉菌を増殖させれば、腸内環境は改善するということになります。

 

ちなみに、腸内フローラの理想的な細菌の割合は「善玉菌2割、悪玉菌1割、日和見菌7割」といわれています。

 

なぜ、食後にヨーグルト?

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ヨーグルトは牛乳や脱脂粉乳を原料に乳酸菌で発酵させたものです。乳酸発酵することによって、タンパク質がこまかく分解され、消化吸収がされやすくなっています。

 

しかし、消化吸収されやすいと言ってもヨーグルトに大量に含まれる乳酸菌やビフィズス菌は胃酸に弱いという性質があります。つまり、いきなりヨーグルトだけで食べても胃酸にやられてしまい、上手に目的の腸までたどり着けなくなってしまうのです。

 

そこで、おすすめするのが一度ご飯を食べて胃酸を薄めた後にヨーグルトを食べるという方法です。こうすることで、乳酸菌が胃酸にやられるリスクが低くなり、より生きた状態で腸まで届きやすくなります。

 

どれくらいヨーグルトを食べればいい?

ここまで、ヨーグルトを食べることをお勧めしてきましたが、残念ながら人間の体は乳酸菌を蓄積しておけません。なので、一度に大量に食べると逆に運動が活性化しすぎて下痢になってしまいます。

 

基本的にヨーグルトは1カップ100gを一日目安にしておきましょう。現在、便秘気味という人は一日200から300gを目安にして、朝、夜の2回に分けるようにしてください。

 

私は、下痢と便秘が混ざったような形だったので間をとって朝食後に150gのヨーグルトを食べていました。ちょうどよかったようで次の日から便通の改善が見られました。

 

まとめ

それでは、最後にここまでに説明したことを簡単にまとめてみたいと思います。

  • 過敏性腸症候群はストレスなどから腹痛や便秘を引き起こす一種の精神病
  • ヨーグルトに含まれる乳酸菌が善玉菌を促進する環境を作り出す
  • 善玉菌は殺菌能力の強い酢酸を作り出し、腸の排泄運動を促進する
  • 悪玉菌は脂質や動物性タンパク質を好み、下痢や便秘を引き起こす
  • 腸内フローラは腸内に大量の細菌がいることからきた言葉
  • ヨーグルトに含まれる乳酸菌やビフィズス菌は胃酸に弱い
  • 乳酸菌を腸まで届けるため食事で胃酸を薄めてからヨーグルトを食べる
  • まずは一日100gから食べ、便秘気味の人は一日200から300gで様子を見る

 

ヨーグルトだったらどこでも手に入りますし、味のバリエーションも多いのではじめやすそうですね。食後のデザートに取り入れるのがおすすめです。ちなみにこちらが私の個人的なお気に入りヨーグルトたちです。

 

   

 

それでは、過敏性腸症候群の症状改善目指して、食後ヨーグルト生活頑張りましょう!