【文章力向上】「2時間で文章力が身につく本」を簡単に要約する
ブログを書いてしばらくすると、「文章力をあげたいな」って思うときが来ますよね。私にとってはそれが「今」です。なんだかんだでこれまで結構な数の記事を書いてきたのですが、文章力が上がった気があまりしないんです。
そこで、アマゾンで「文章力」と検索し、Kindle Unlimitedで無料でよめる本を読んでみました。
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これからはもっと上手な文章を書きたい!という思いも込めて、この記事ではアウトプット代わりに「2時間で文章力を身につける4つのステップ」をまとめてみたいと思います!
第1章「起」:文章を立ち上げる力
最初に説明するのは、文章を書く上での起承転結の「起」に当たる部分です。
ブログでいうと起の部分は書き出しの問題提起ですね。ここで、しっかりと読者の悩みを特定して注意を引きつけないと、読み進めてくれなくなります。
それに、書き出しのクオリティが低いと読者の興味がうしなわれてしまうだけじゃなくて、書き手も流れが悪くなってしまいます。そうすると、文章全体の質さえも下がるのです。
前置きを書くときは、問題提起に入る前に2、3つの文章を用意することがおすすめです。そのあとに、「〜だろうか」「〜でしょうか」「〜なのか」を語尾につけて、問題意識を起こさせます。
私は本当にブログの書き出しが苦手です。読者の悩みを理解しているつもりでもだらだらと書いてしまったり、書き出しに含める内容と含めない内容がごちゃごちゃになってしまいます。気をつけたいものですね。
第2章「承」:文章に説得力を持たせる
文章に説得力を持たせるためには具体例とか証拠を上げる必要があります。客観性のある調査や統計、研究結果などを引用できれば文章の説得力がグッと増します。
日本は島国なのであうんの呼吸、暗黙の了解で「相手も同じことを理解しているだろう」と考えがちです。そして、その傾向は文章においてもみられます。自分の考えの根拠を示したいときは、数字のあるデータを最低1つは用意するようにしましょう。
自分が読者側に回って読んでいるときのことを考えると、やっぱり研究結果とかあった方が安心して読めるし信用できますよね。
どうしても、めんどくさくなって自分の頭の中で終わらせがちな数値データですが、アクセスを集めるためには必須のようです。
第3章「転」:あなたの考えを主張する
自分の考えを主張するときは一般的な考え方を否定しから、主張する方法が効果的です。転は物語でいうクライマックスの部分で、ブログなどの文章だと自分の意見を前面に押し出す部分になります。
「たしかに、〜という考え方(一般論)もあるかもしれない。しかし、私は〜と考える」という言い回しが実際に使えます。
現実の生活でも自分の意見を真っ向から否定されたら嫌な気分になりますよね。まずは、相手の主張に理解を示した上で物腰柔らかく自分の意見を言ったほうが効果的です。
私はこれまでブログでそこまで自分の意見ばかり書いたオピニオン系記事を書いたことはありませんが、すごく大事なポイントだと思います。いきなり、私はこう思う!って言われても読者は困ってしまいますよね。
第4章「結」:主張を繰り返してまとめる
結論の部分では「転」で主張した意見を繰り返して、内容を短くまとめる必要があります。そしてこれを効果的に行うには、自分の主張を別の角度から見直す方法がベストです。
結論の部分で転の部分と全く同じことを言われてもなんだか心に響きませんよね。読者がその部分を読み飛ばしてしまう可能性も高くなります。
なので、自分の主張の正しさを別の角度からも説明できないか、をこの部分では考え必要があります。文章を書き始める前に、あらかじめ考えをまとめておきましょう。
これは、ブログでいうと「まとめ」の部分にあたりますね。私はこれまで、大体本文で説明した内容を簡単にまとめていたのですが、これからはすこし斜めな視点でもようやくできたらいいなと思います。
まとめ
それでは、最後に各章を簡単にまとめてみたいと思います。
- 「起」:前置きの文を2、3個用意して問題提起をしっかり行う
- 「承」:数値化されたデータを1つ、できれば3つ以上用意し説得力を持たせる
- 「転」:一般論を否定してから自分の考えを主張する
- 「結」:自分の主張を別の角度から見直し、繰り返し説明する
この本、タイトルに2時間で読めると書かれていますが、集中して読めば30分くらいで全然読み切ることができるので文章力について簡単に知りたい!という人はぜひ、手に取ってみてください。
文章力向上目指して一緒に頑張りましょう!