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冷水シャワーを50日連続で浴び続けてわかった注意点3つ | Life Info Nerd

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冷水シャワーを今年の2月から毎日浴び始めて約50日が経過しました。冬場に始めたので最初はものすごく辛かったのですが、今ではすっかり慣れてしまい、入浴中の習慣になっています。

 

50日間も続けると入浴後に体がポカポカしたり、ストレスが発散されて気分が良くなったり、冷水シャワーによるメリットを実感することも多くなります。しかし、50日間冷水シャワーを浴びたからこそ、気づいた注意するべき点もありました。

 

そこで、この記事では冷水シャワーを浴び始めた人が絶対に気をつけるべき点を3つまとめていきたいと思います!

 

 

注意する点1:冷水シャワーを長時間浴びない

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冷水シャワーを長時間浴びない方がいい理由は単純です。風邪を引いてしまうからです。

 

最近、冷水シャワーを浴び始めた人はきっと疑問に思いますよね。私も、この習慣を始めた時は「冷水シャワーを浴びることで免疫が高まる!」と聞いていたからです。

 

もちろん、冷水シャワーを浴びることで白血球の生成がうながされて、免疫力が高まることは証明されています。しかし、冷水を長い時間浴びすぎると体の中枢温度(体の芯)まで冷え切ってしまい逆効果なのです。

 

「寒いと、風邪をひく」というのは一種の迷信のように捉えられていました。ですが、イェール大学の研究で、温度の低下によって、風邪ウイルスにたいする免疫力が弱まることが証明されたのです。なので、冷水シャワーで体をキンキンにしてしまうと、風邪ウイルスにたいする抵抗力は弱まってしまいます。

 

私は長い時、5分以上冷水シャワーを浴びていました。体をそうやって冷やしすぎると普通に体温が低くなったような感じがして、ポカポカするなんていうこともなくなります。結果的に、冬場におこなっていたせいもあるのか、風邪を引いてしまいました。

 

冷水シャワーは適度な時間で行うからこそ、上で説明したようなメリットが得られます。長時間浴びすぎると、体の芯まで冷え切ってしまい、体温が上手に維持されなくなります。風邪を引いてしまうと、本末転倒なのでやめておきましょう!

 

注意する点2:冷水を頭にかけすぎない

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アイスクリームとか、かき氷を急いで食べた時に頭がキーンって痛む時がありますよね。冷水シャワーを浴びている時、頭にかけすぎると、それと同じような痛みを感じることがあります。

 

このアイスクリームを食べた時の頭痛はアイスクリーム頭痛と呼ばれているのですが、下の二つがその原因として考えられています。

説1:冷たいものが喉を通過することにより、脳の神経が刺激され、伝達信号が発生する。この冷たさからくる信号を脳が痛みと勘違いし頭痛が起きる

説2:冷たいものを食べると、急に喉や口の中が冷えてしまうため、人間の体は一時的に血流量を増やして温めようとする。その時に、頭につながる血管が膨張することから頭痛が起きる

 

冷水シャワーを浴びても直接口の中や喉を冷やすことはありませんが、頭を冷やしすぎると、アイスクリーム頭痛と同じ仕組みで頭痛がおきます。

 

冷水シャワーと頭痛の関係については調べても有力な研究や調査がなかったので、私の推測になりますが、シャワーでも頭を冷やしすぎると温めようとして脳の血管が拡張するのだと思います。これは、アイスクリーム頭痛がおきる原因の二つ目で、仕組みは同じです。

 

冷水シャワーは肌や髪の質が改善することもメリットとして取り上げられます。頭に集中して冷水を浴びせなくても、その効果は十分出ると思うので適度に冷水をかけましょう!

 

注意する点3:冷水シャワーを突然全身に浴びない

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冷水を突然全身に浴びせてしまうと、急激な温度差でヒートショックになってしまう危険があるので、ゆくりと浴びるようにしましょう。

 

人間は冷たくなると、体を震わせたり手足をこすって熱を作ろうとしますよね。それと同時に、血管は細くなって、血液量は減って、体の外に熱をなるべく逃さないように調整をし始めます。これが、冷水シャワーを浴びると体がポカポカと温まる理由でもあります。

 

しかし、血管が縮むと、体内の血の流れが悪くなるので、血圧は急上昇してしまいます。血圧の急激な変動は、心筋梗塞脳出血など命に関わるような病気を引き起こす可能性があり危険です。

 

若い人に限っては、冷水シャワーを浴びていても血圧の変化に耐えられますが、高齢の人はできる限りゆっくりと浴びるように気をつけましょう。

 

私は、基本的に次の順番で冷水を徐々に浴びるようにしています。

  1. 股間
  2. お腹
  3. 背中

 

何度か、いきなり心臓や背中のあたりに冷水をぶっかけたこともあります。いくら若いとはいえ、冬場にそんなことをやると、気分が悪くなることがほとんどでした。心臓から遠い部分、末端から徐々にシャワーを浴びていくのがおすすめです!

 

まとめ

いかがでしたか?最後に注意すべきポイントを簡単にまとめてみます。

  1. 冷水シャワーを長時間浴びすぎると、体温が下がり免疫力が低くなる
  2. 頭を冷たくしすぎると、脳の血管が広がってアイスクリーム頭痛が起きる
  3. いきなり冷水シャワーを浴びると、急激な温度差で気分が悪くなる。

 

冷水シャワーによるメリットはたくさんありますが、やり方を一歩間違えるとただ自分の体を壊しているだけになってしまいます。正しい方法でおこなって無理のないように習慣化しましょう!