ひたすら出費をつける家計簿は意味がないと思った理由3つ | Life Info Nerd
大学生や新しく社会人になって一人暮らしを始めるとお金の管理も少しはしないといけなくなりますよね。私も大学に入った時に、ようやく「お金のことを意識しないと死んじゃう……」と感じました。お金ないとご飯は食べれませんからね。
そんなこんなで真剣にお金の管理をすることもなく、大学4年生になりました。これまで、半年間家計簿をつける癖くらいは身につけておこうと思い「パソコンのワードで出費だけを記録」してきました。
ですが、お金の管理をして、余裕のある生活を送ろうと思って始めたのに、出費は増える一方です。そこで、この記事では、「ひたすら出費だけをつける家計簿」は意味がない理由を3つ紹介したいと思います!
意味がない理由1:何にお金を使ったのかわからない
家計簿や家計簿アプリで出費をカテゴリ別にまとめていない限り、ただ出費をメモしていても何にお金を使ったのか一目でわかりません。そもそも、出費をワードでつけようということ自体ナンセンスなのかもしれませんが、収支を振り返ろうという気持ちも起きません。
正直、実際に時間をかけてこれまでの記録を読み返していけば、具体的に何に使ったのはわかります。けど、文字数でいえば半年間で9000字近くなっていて、これまでの記録をわざわざ分類するのは大変すぎるので放置の状態が続いています。
出費を管理したいという人は商品名とか、どこで食べたとかじゃなくて「食費」「交通費」とかカテゴリごとに記録するようにしましょう。
私は、半年間この無駄な出費日記をつけましたがいまだにお金がどこに消えているのかよく把握できていません。すごく漠然としています。せめて、月単位での収支は管理するようにしましょう。
ちなみに、私の家計簿はこんな感じです。
11月22日
食物繊維をとりたくて買ったバナナ120円 お昼ご飯の食堂のカレーうどん380円
前から買いたかったボールペン110円
出費610円
無駄な情報が多いです。
意味がない理由2:節約しようという気にならない
何にお金を使ったのかいまいち理解してなくて、しかも振り返ることもないと、「お金を節約しなきゃ!」という気持ちがなかなか起きません。いや、もっと細かくいうと「節約しないと大変だ!」と思うだけで、具体的なプランが全然出てこないのです。
その具体的な節約プランが出てこない理由は「何にお金を使っているのかよくわかっていない」からです。これではだめですね。
出費だけをメモするのはその日一日の振り返りにしかならず、お金のことよりも「今日食べたこれ美味しかったな〜」って食べ物のことを気にしています。
たくさん、お金を使ってしまった日でも、後日確認しないのでその罪悪感は数日もすれば完全に消えてしまいます。一ヶ月や一週間単位で収支を振り返れるようにすることで、お金を節約しようという意識も働くと思います。
意味がない理由3:一日の終わりに家計簿をつけないといけない
これは意味がない理由というよりはさぼりがち、忘れがちになってしまう理由だと思います。基本的にパソコンを使える環境にさえいれば私は、寝る前に打ち込むようにしているのですが、何度か家計簿をつけるのを忘れてしまいました。
一日の終わりはなにかと疲れていたり、明日のことを考えてしまって家計簿のことが頭になかったりするんですよね。覚えていたとしても、寝る前に財布からレシートとか領収書を引っ張り出して家計簿をつけるのは一苦労です。
手帳タイプの家計簿だったら物としてありますし、アプリだったらレシートさえあればすぐに記録することができます。こっちの方がずっと優秀です。
日記と同じような感じで、続ける意志がないと三日坊主になってしまうと思います。別に、家計簿アプリを使うほどでもないという人は、携帯のメモ帳を使うようにしましょう。
まとめ
家計簿をつける目的は「家計簿をつけること」ではありません。家計簿をつける目的は「自分が何にお金を使っているかきちんと把握して、考え、上手に節約すること」です。
出費だけつけていても、それは収益が欲しいけど自己満足の日記しかないブログに等しいです。それか、料理本を読んで実際に料理をしないのと一緒です。家計簿をつけるときは、何か目的をもつようにしましょう。
ところで、ちょうど昨日から携帯で家計簿アプリを使い始めたのですが、これまでの出費だけ家計簿と比べると使い勝手が良すぎてびっくりしています。
結局、おすすめは家計簿アプリです!