1年で100冊読んだ私が大学生にオススメする5冊!これさえ読めば大学生活は勝ち! | Life Info Nerd
大学生になると、授業の課題とかで高校生の時よりも本を読む機会が増えますよね。けど、授業で読まされる本はお堅い学術書ばかりで読みづらいと思います。
そんな大学生に向けて、去年の3月から1年間で約100冊を読破した私が超おすすめの本を5冊紹介したいと思います!
ちなみに、おすすめする基準は単純に本で学べた気づきや学びの多さ、それと実際に学んだ内容をどれくらい日常生活で実践できたかにもとづいています。
- 大学生が読むべき本1:アウトプット大全
- 大学生が読むべき本2:The Miracle Morning
- 大学生が読むべき本3:誰もわかってくれない
- 大学生が読むべき本4:反応しない練習
- 大学生が読むべき本5:池上彰シリーズ
- まとめ
大学生が読むべき本1:アウトプット大全
最初に紹介するのは、2018年の夏に出版され大ヒットした「アウトプット大全」です。
私がこの本をおすすめする理由は、この本一冊に詰め込まれた「情報と気づきの数が圧倒的に多い」からです。普通のビジネス書や新書と違ってアウトプットの方法がカテゴリに分けられていて、いつでも見返せるようになっているのもおすすめポイントです。
大学生になると、受験勉強も終わって燃え尽きている人が多いと思います。4年間は思っているより短いので、ダラダラしていたら一瞬で終わりかねません。
そんな大学生に何が必要なのかというのが、この本で紹介されている「アウトプット」なのです。
アウトプットは具体的には、取り入れた情報をいかに外に発信して行動に移していくかということで、人としての成長には欠かせません。私はこの本を読むまで50冊くらい読破していましたが、ほとんどアウトプットをできていませんでした。
この本をきっかけに、読書をしてから行動に移せるようになり、失敗に対しても前向きに入れるようになりました。何事もアウトプットをしないと、意味がないということに気付かされた一冊でした。
おそらく、これまでにビジネス書を大量に読み込んできた人にとって目新しいポイントは少ないかもしれません。ですが、まだ社会に出たことのない大学生が社会人としてどういうマインドでいればいいのか学ぶには最高の一冊でしょう。
大学生が読むべき本2:The Miracle Morning
次に紹介するのはアメリカの作家ハルエルロッドによる「ザミラクルモーニング」です。
その名の通り、「朝」に関する本なのですが、本の大部分は「朝の時間を自分の成長に使いましょう」という内容です。本の内容自体もとてもいいのですが、この本の著者ハルの人生が壮絶すぎて驚きます。
彼は、20歳の時、交通事故にあい昏睡状態におちいります。医者から「もう一生歩くことはできない」と言われ、当時バリバリに稼いでいたインターン先での仕事も休まなければいけなくなりました。それでも、彼は諦めずリハビリに集中し、数ヶ月で歩けるようになった上、その年に過去最高の売り上げを叩き出します。
そして、アメリカが大不況に陥った時、うつ病にかかりまたしても人生のどん底を味わいます。その時に、彼が精神的にも経済的にも回復するのにつかったのが本書で紹介されている「朝習慣」です。
この朝習慣は、瞑想や読書、運動などしっかりやると一時間程かかる内容です。本を読む前は馬鹿らしく思えますが、実際にやってみるとものすごい効果を発揮します。
私も、実際に一ヶ月以上続けてみましたが、大学生になって初めて早起きを継続的にできるようになりました。騙されたつもりで一回読んでみることを本当におすすめします。
大学生になってから早起きができていないという人はたくさんいますよね。そんな人は、ぜひこの本を手に取ってみてください。原作は英語ですが、日本語にも翻訳されています。
大学生が読むべき本3:誰もわかってくれない
次に紹介するのはアメリカの心理学者であるハイディグラントハルバーソンによって書かれた「印象を変えるため」の本です。
本書は、著者であるハイディの夫が会社で印象を変えるのに苦労していると言うことをヒントに書かれました。なので、説明でつかわれる例えはビジネスチックなものが多いですが、学生でも十分に応用できる心理学テクニックが多いです。
大学でほとんどの人が成人するし、多くの人がアルバイトを初めて経験することから、大学生は子供と大人、社会人のはざまにいると思います。
自分から大小はあれどコミュニティに所属しなければいけないことが多いので、そんな時に自分の第一印象をコントロールするテクニックは身につけておきたいですよね。
私は生まれながらのネガティブ思考、それに恥ずかしがり屋だったので大学3年生くらいになるまでは本当に初対面の人とのコミュニケーションが苦手でした。しかも、そのせいで妙な印象を持たれるというおまけ付きです。
そんな時に、この本のような心理学の本を読み込んで実践していくことで、少しはましになりました。
日常生活ですぐに応用できるテクニックもいくつか紹介されているので、コミュニケーション能力を大学生のうちに高めておきたい!もしくは、コミュニケーションが苦手だから練習したい!という大学生は必読です!
大学生が読むべき本4:反応しない練習
こちらは仏教の教えをわかりやすく要約してくれている「反応しない練習」という本です。
著者である僧侶の草薙龍瞬(くさなぎりゅうしん)さんは、なんと中学校を退学して、出家、その後、東大に合格して卒業という少し変わった経歴をお持ちです。
この本は、ブッダの教えを宗教に熱心ではない人にもわかりやすく噛み砕いて解説してくれています。日本人だと、「宗教」というワードを聞くだけで一歩引いてしまいがちですが、本の目的はあなたを仏教に誘い込むものではないので安心してください。
日々の暮らしの中で、いろいろな情報がうずまいていて、なんでもかんでも反応してムキになって神経を消耗しがちですよね。
大学生もこの例外ではなくて、周囲の人と自分を比べたり、過去の失敗を思い出して嫌な気分になったりいろいろな感情を経験することになります。
そんな時に、いちいち過去のことや周囲の人間と比べて自分が劣っていると思う「妄想」に反応しない、というのがこの本の目的です。私自身もずっと人と比べて自分が劣っているとずっと考えがちでした。ですが、本をじっくりと読んでみて初めてその行為をやめることができたのです。
内容は少し難しく、抽象的な表現が多いので一回で理解するのは難しいと思います。時間があれば2、3回は読み返しましょう。
大学生が読むべき本5:池上彰シリーズ
大学生になると多少の教養はもとめられるようになります。そこで、新聞やニュースのサイトを開いてみても興味はないし、文章はつまらない。そんな大学生におすすめなのが、ジャーナリストでおなじみの池上彰さんの著作です。
池上さんは、「誰にでもわかるようにニュースを解説する」ことをモットーにしているので、文章が信じられないくらいわかりやすいです。
難しい言葉を並べて気持ちよくなっている学者の本を読んだ後に、池上さんの本を読むと「こんなに分かりやすく解説できるのか!」とその度に驚かされます。
文章にも質問が織り交ぜられているので飽きずに読む進めることができます。就活中で国内外問わず政治や経済の問題に強くなっておきたい、という大学生は今すぐ書店で池上さんの本を買いましょう。
政治問題などの解説本もオススメなのですが、池上さんの勉強法や自伝もとても参考になりました。どういうきっかけで分かりやすく解説しようと思ったのか、その考えに触れるのも面白いかもしれません。
まとめ
いかがでしたか?
私は前までただ本を読むだけで、本を読んで「実際に行動」するよりも「本を読むこと」が目的になっていました。
そんな中で、上に紹介した5冊の本はどれも読んだ後にたくさんの気づきがあって、実際の生活で役立てることができたので本当にオススメのものばかりです!
大学生のうちから能力はできる限り伸ばしておいた方が、あとあと後悔しなくて済むので自分の成長のためにもたくさん本を読んでアウトプットしておきましょう!