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コロナ渦での就職活動を通して気づいたこと

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コロナウイルスという名前を昨年末頃から聞くようになり、そして日本でも緊急事態宣言が出されしばらく経ちました。この間、ほとんど外出せず家の中で時間を過ごしてきました。

 

外出自粛やソーシャルディスタンスの影響は様々なところで現れたと思います。ちょうど緊急事態宣言前後に就職活動を行っていた自分も、その影響をもろに受けた一人でした。

 

この記事では、コロナという数十年に一度のパンデミック渦で就職活動を経験した私が個人的に思ったことについて書き連ねます。

 

 

 

コロナ就活で気づいたこと1:オンライン就活の良いところ・悪いところ

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私は就職活動を本格的に始めたのが二月頃と比較的遅かったため、対面での面接を一度もしませんでした。就職活動に関わるイベントで外出したのも片手で数えられるほどしかありません。

 

そんな状況でフルオンラインで就活を終え、個人的に良いと思ったところ、悪いと思ったところをまとめてみます。

 

良いと思ったところ

・グループディスカッションが無い

私はディスカッションがとても苦手で、特に関東の優秀な学生と議論になるととても勝てる気がしませんでした(もちろん勝つことが目的でも無いのですが…)。自粛の影響からほとんどの企業でディスカッションが省略され、この点は非常に助かりました。

 

・移動の手間が省ける

就活といえば移動に次ぐ移動というイメージを抱いていたので、オンラインで移動をする手間が一切無くなり節約につながりました。基本どこでも集中できるタイプなので、家でも就活モードに切り替えられたのが大きかったです。

 

・他の学生と比べられない

これは情報不足等のデメリットにもなり得ますが、個人的には他の学生と自分を比べて凹む機会が無かったので助かりました。

 

悪いと思ったところ

・面接がグダグダになる

企業側も学生側もこのような状況での採用・就職活動が初めてなので、面接がどうしても手順通りに進まないことが時々ありました。私は、一度カメラをオフにしたまま面接のほとんどを終えたことがあります(笑)。

 

・雰囲気や熱意を伝えられない

これは後ほど詳しく書きますが、やっぱりパソコンのカメラを通してオンラインで見られても自分の雰囲気が伝わってる気がせず困りました。

 

・サポートを受けられない

所属する大学で開催されるイベントや模擬面接、就活に関する相談等のサポートが全て休止してしまったため、全て自分一人で行う必要がありました。特に困ったという訳ではありませんが、他の人の視点を入れられなかったのは不利に働いたと思っています。

 

コロナ就活で気づいたこと2:とにかく雰囲気や熱意が伝わってる気がしない

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先ほども書きましたが、オンラインの面接では相手に自分の雰囲気や熱意が伝わってる気がまったくしません。

 

学生の見た目や体格、雰囲気、声といった情報がオンラインになると激減してしまいます。なんとか頑張って伝えようと努力しますが、解釈するのはこの状況が初めての企業なのでどうしても不利になります。

 

自分自身はどうかわかりませんが、人によってはカメラ写りがあまり良く無い人もいると思うのでその点は工夫が必要だと思いました。

 

実際に、とある企業の面接で「こういう形になると学生の雰囲気と熱意が分からないから難しいんだよね〜」と言われたこともあります。

 

自分が大きく見えるようなカメラの位置調整、きちんと声が通るマイク、部屋の光の調整、今しか必要じゃ無いテクニックが求められますね。

 

コロナ就活で気づいたこと3:企業側もかなり大変な思いをしている

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 当たり前といえば当たり前なのですが、採用活動がフルオンラインになってしまった企業側もかなり困っているみたいです。

 

コロナ渦で就職活動をしていると、なんだかんだ学生側に注目が集まりがちですが実際にイベントや面接に参加してみると企業の人たちがいかに頑張っているか分かります。

 

グループディスカッションが無くなったことで学生がチームでどんな風に動く人間なのか分かりませんし、実際に会えないので直感的な雰囲気や熱意といったものも感じ取れなくなります。

 

そんな状況で大げさにいえば数億円の「採用」を決定するのは企業側にもきっと重荷です。

 

私は就職活動全体で20数社受けたのですが、ほとんどの企業が学生の熱意を感じ取るのが難しいと言っていました。どこでも遠隔で面接が受けられるようになったのは便利ですが、まだまだリアルなやりとりが必要だと感じました。

 

コロナ就活で気づいたこと4:掲示板が心の拠り所

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コロナの影響で外出自粛、就職活動真っ盛りが緊急事態宣言と丸かぶりしたという人も少なく無いのではないでしょうか?

私は外出自粛に加え、大学を二年間休学していたため就活関連で友人と会って話すのはもちろん、情報共有すら出来ませんでした。

 

「就職活動は情報戦」だと個人的には思っていないので情報自体が少ないことを特別不利だと感じることはありませんでしたが、面接の内容を話し合ったりする仲間が居なかったのはかなり精神的に辛かったです。

 

そのため、「みんなの就活」外資就活」といった就活生用の掲示板サイトにはかなりお世話になりました。

 

例年に比べてどれくらい盛り上がっていたのかは分かりませんでしたが、やっぱりみんな自粛の影響からかかなり書き込みは多かったように感じます(そして自分もその一人でした)。

 

フルオンラインの就職活動では、情報を得るためにももちろんですが少しリラックスするという目的でも上手に掲示板を使いたいですね。