コロナ渦での就職活動で落ちまくった今、伝えたいこと
こんにちは。来年の春に大学を卒業して働き始める大学生です。
2020年は多くの人にとって予想していたものとかなり違ったものになっているのではないでしょうか?去年、私も思っていた就職活動と実際の就職活動が全く違うものになりました。
私は、今年のコロナ渦のフルオンライン就職活動で約20の企業を受けました。しかし、実際に内定を貰えたのはわずか1社のみでした。
厳しい就職市場の中で内定をいただけただけでも十分感謝すべきことではありますが、正直なところここまで落ちるとは思っていませんでした。
そこで、この記事では私が緊急事態宣言中の就職活動で落ちまくった今、伝えたいことを書きたいと思います。
コロナ就活で落ちた今伝えたいこと1:しっかりとリラックス、休むべき
一つ目はしっかりと休息をとる、ということです。
当たり前のことじゃないかと感じるかもしれませんが、家で就職活動をしていればいるほど、一人でいればいるほど知らないうちに自分を体力的・精神的に追い込んでいることがあります。
私は一人暮らしで、しかも就職活動と同時に長期のインターンにも取り組んでいたためスケジュール的にはかなり厳しい状況でいつも選考対策に取り組んでいました。ひどい時には、1日の半分は働いて、もう半分はずっと一人で面接練習を行っていました。
そんな生活が数ヶ月続き、しかも内定は一つももらえず体も心もボロボロだったことを覚えています。
「きちんと休息を取れば内定が貰えた」というわけではありませんが、一人で黙々と就職活動に取り組んでいると「就職先が全て」という考えに染まるのも難しくありません。
肩書きや年収ばかりを気にするようになり、他の大切なことに気づけていませんでした。
視野を広くして、豊かな人生とは何なのかをしっかりと考えるという意味でも週に一回はゆっくりと休み、友人や家族と時間を共にしましょう(一度、頭を空っぽにしてからの方が作業ははかどったりしますしね!)。
就職活動中は一切外に出ることができなかったので、週末の友人との二時間の電話だけが休憩という状態でした。今思えば、もっとリラックスするべきだったなと思います。
コロナ就活で落ちた今伝えたいこと2:状況を能動的に捉えるべき
「コロナ 就活」なんて検索するとネガティブなことばかりを目にしますが、全てをそのせいにするような考え方はなるべく控えるようにした方が良いでしょう。
私自身も、コロナウイルスの感染拡大に伴って学校が閉鎖され、外出自粛期間に突入した時は「情報共有ができない...」「他の学生の実力を知れない...」「企業の雰囲気を知ることができない...」とネガティブな方向ばかりに捉えていました。
それでも、なんとか就活を続けられていたのですがお祈りメールが届くたびにどこかで「やっぱりコロナの影響か」と残念がる自分もいました。
この時の私のように置かれた状況をずっと受動的に捉えていると「どうせコロナの影響で内定をもらうことはできない」という考え方にもなりかねません(実際、私はかなりなっていました)。
もちろん、コロナが就職活動に与えたネガティブな影響は測り知れません。しかし、だからといってずっと就職活動の不振を状況のせいにしていては「どうせダメ」というマインドで選考に臨むことになってしまいます。その考え方は面接で伝わってしまいます(多分)。
なので、なるべく状況をポジティブ、少なくとも「じゃあ自分には何ができるか」という目線で捉えるようにしましょう。
実際、私はグループディスカッションが苦手だったので自粛の影響でそれらが無くなったことは有利に働きました。
オンラインでの面接は熱意を伝えづらいかも知れませんが、あがり症の人には有利に働くはずです。それに、移動にかかるお金と時間が必要なくなったので自己投資に回すこともできます。
コロナ就活で落ちた今伝えたいこと3:企業に就職するのが全てじゃない
もはや就職活動というよりは生き方みたいな話になってきますが、コロナ就活を経て私が気づいたことは「企業に就職しなくても生きていける」ということでした。
コロナ就活じゃなくても気づくことだとは思いますが、自粛期間中にインターネットで大量にコンテンツを消費して思ったことでした。
自分を必死に追い込んで選考対策に取り組んでいた私ですが、次第に疲弊し「一体全体何のためにこんなことをしているのだろう」と考えるようになりました。
もちろん、お金を稼が無いと生活が出来ないのでそれは理由として出てきます。しかし、企業に就職したところで、内定をもらえたところで果たして幸せになれるのかと疑い始めるようになりました。
外出自粛の影響もあってインターネットに触れることが多かった私は、有名Youtuberやブロガー、フリーランサーの生き方を見て「必ずしも企業に就職しなくても良いのではないか」と思ったのです。
それに加えて、企業で働くというのは「雇われの身」になるということです。
コロナの影響を最も受けた業界で働く人たちは私の想像も及ばないくらい苦しい思いをしているはずです。
そんな状況を見て、企業に就職したからといって「人生安泰」「幸せ」に繋がるのではないという考えになりました。
滑り止め企業のプランBだけでなく、「フリー」といった稼ぎ方のプランBも残しておくと気持ち的にも楽だと思います。私は、就職活動全体で気持ち的に全く余裕が持てずにかなり苦しい思いをしました。