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喘息持ち大学生がアメリカ長期留学中に気をつけるべきこと5つ

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持病を抱えていると長期で留学に向かうのは億劫に感じてしまいますよね。私もアトピーと喘息を抱えていて大学入学当初は留学に行く決意がなかなか固まりませんでした。

 

ですが、人生一度きり、喘息があっても留学に行って思いっきり楽しみたいものです。私も持病を振り切ってアメリカに9ヶ月間留学しましたが、結果的にとても楽しく過ごすことができました。

 

そこで、この記事では、アメリカ留学中に喘息を持っている大学生が気をつけるべきことについて私の調査と体験談から説明していきたいと思います!

 

 

気をつけるべきこと1:ペット

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喘息を持っている人にとって一番大事なのは「アレルゲン(アレルギーの原因となる物質)を生活を送る上で極力避ける」ことです。代表的なものにはハウスダストやダニなどがあるのですが、その中でもアメリカ留学中に気をつけたいのが「ペットの毛」です。

 

調べてみたところアメリカの犬飼育数は世界ダントツトップの6990万匹、猫飼育数も圧倒的で7405万匹となっています。

 

petokoto.com

 

さすがに留学先の寮でペットを飼っている人はいないと思いますが、現地人の家にお邪魔するときや宿泊するときは絶対事前に確認するようにしましょう。

 

私は、留学に行ってすぐアメリカ人の親戚の家に宿泊しました。その時、事前に知らされていなかった犬3匹、猫2匹が家の中を徘徊しているのをみてゾッとしました。もちろん、遠方だったので帰るわけもなく宿泊しましたが、喘息の症状が軽く出て夜通し服で顔を覆う羽目になってしまいました。

 

こういうことがないように、アメリカ人の家に訪問するときはできる限り事前に連絡を取りペットがいないか確認しましょう。何かあってからでは遅いです。また、念のためにガムテープなどすぐに毛を取れる道具を持参するのも手です。

 

 

気をつけるべきこと2:薬

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アトピーなどと一緒で喘息も慢性病の扱いになるので留学保険は医療費をカバーしてくれません。吸入や喘息の症状を和らげる薬は日本で調達して、渡航するようにしましょう。

 

私は普段、朝に吸入1回で問題無く過ごしています。ですが、紛失の可能性なども考えて2ヶ月分くらい余分に吸入をもらい、万が一発作が出たとき用の薬も処方してもらい渡航しました。

 

アメリカの薬は成分が白人、黒人向けで日本人には強すぎることがあります。そのために日本でしっかり薬は準備しましょう。

 

気をつけるべきこと3:温度差

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アメリカに留学した日本人ならあるあるネタかと思いますが、アメリカはとにかく冷房、暖房がものすごく効いています。

 

なので夏場は暑いからといって薄着で授業に行ってしまうと冷房が強力すぎて凍えながら授業を受ける羽目になってしまいます。冬は冬で逆に厚着をして出かけると室内が暑すぎて汗をかいてしまうなんてことになります。

 

温度差の何が喘息に悪いのかというと、これが原因で風邪をひいてしまい、喘息を悪化させる可能性があるからです。

 

アメリカ留学中はなるべく着脱が楽な服を着るようにしましょう。首を通さないときれないようなジャケットでは無く、さっと脱げるサイズに余裕のある服装がおすすめです。

 

 

気をつけるべきこと4:暴飲暴食

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食べすぎたり飲みすぎたりしてお腹がいっぱいになると横隔膜が上昇し呼吸が少し苦しなります。これが、喘息の症状を悪化させる原因になりかねません。

 

アメリカのレストランで食事をするととにかく量が多いです。食べきれないときは、無理して食べ切らなくても構いません。そして、ここはアメリカのいいところなのですが、量が多い分テイクアウト用の箱を無料でくれる場所がほとんどです。

 

大半の日本人はアメリカの食事だと食べ着る前に腹八分目には到達すると思うので、その時点で箱をお店からもらって持ち帰るようにしましょう。節約にもなるので一石二鳥ですよ。

 

気をつけるべきこと5:掃除

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もちろん、日本にいる時から掃除はきちんとしたいものですが、アメリカでもしっかり自分の部屋やルームメイトとの共同スペースはしっかり掃除するようにしましょう。

 

一緒になったルームメイトがずっと散らかしっぱなしで全然掃除しないというときは、思い切ってあなたの喘息のことを伝えてみてもいいでしょう。普通の人なら、きっと掃除をしてくれるはずです。

 

また、アメリカだとホームパーティをする機会が増えます。日本の飲み会と違ってクラブみたいに立って飲んではしゃいで食べて、といった感じなので当然部屋は信じられないくらいに散らかります。

 

面倒臭いかもしれませんが、次の日の朝にはしっかり掃除をするようにしましょう。いつまでも汚いままにしておくとアレルゲンが発生し、喘息の症状を悪化させかねません。

 

まとめ

最後に、ここまでに紹介した「気をつけるべきこと」を簡単にまとめたいと思います。

  • ペットの毛はアレルゲンなのでアメリカ人の家を訪れるときは事前確認する
  • 喘息は留学保険では適用外なので、事前に日本で準備し、余分に持っていく
  • アメリカは室内と外で温度差が激しいので着脱しやすい服を着る
  • 満腹は喘息に悪いので、腹八分目に抑え余った食事は持って帰る
  • 留学中はパーティなどで部屋が散らかることが多いが、すぐに片付ける

 

全てやるのはかなり面倒なことに思えますが、現地で発作になり緊急帰国なんてことになるよりかはずっとましです。それに、慣れれば特に面倒臭いと思うこともなくなります。

 

喘息を持っていても留学は留学です。大切な思い出を持病に邪魔されないように精一杯楽しんでください!