英語の勉強にも!海外よく使われるMeme(ミーム)とは?
こんにちは。
Meme(ミーム)という言葉、聞いたことありますか?英語をしばらく勉強している人でも聞いたことがないという人が多いのではないでしょうか。
私も留学に行くまで数年間英語の勉強をしていましたが、実際に留学でアメリカに行くまでMemeの文化に触れることはありませんでした。
今回の記事では、一体Memeとはなんなのか、そしてインターネット上で有名なものをいくつか取り上げてみたいと思います。
Meme(ミーム)とは?
では、まずMemeとは一体なんのことなのかみていきましょう。
Wikipedia
グーグルで「ミーム」とだけ検索すると少し堅苦しい定義が出てきます。
ミーム(meme)とは、会話などを通して人から人へと伝わる情報であり、人類の文化を形成するための伝統や風習、慣習、常識、知識、振る舞いなどに類する、脳内の情報である[1]。例えば習慣や技能、物語といった人々の間で伝達される様々な情報である[2]。
なんのこと指しているのかイマイチつかめませんね。どうやらミームという言葉自体は生物学からきているようです。一方、「インターネットミーム」と検索してみると次のような定義になります。
インターネット・ミーム(Internet meme)とはインターネットを通じて人から人へと、通常は模倣として拡がっていく行動・コンセプト・メディアのことである[1]。
まだまだ難しい感じがしますがかなり分かりやすくなりましたね!ミームが直接遺伝子とかに関連がないことを考えるとインターネットミームはネット上で拡散される情報のことですね。
Oxford Dictionary
次にオックスフォード英英辞典でミームを検索してみました。二つ定義が出てきたので両方とも載せておきます。
1. A cultural element or behavioural trait whose transmission and consequent persistence in a population, although occurring by non-genetic means (esp. imitation), is considered as analogous to the inheritance of a gene.
少しややこしい文章なので全て翻訳はしませんが「遺伝子に関係ない文化的側面の強い人々の間で交わされる情報」と行った感じです。さっきのウィキペディアの最初のと似ていますね。
2. An image, video, piece of text, etc., typically humorous in nature, that is copied and spread rapidly by Internet users, often with slight variations. Also with modifying word, as Internet meme, etc.
「ユーモアのある画像や動画、また文章などのこと。インターネット上でコピーされ急速に拡散される性質がある。インターネットミームとも呼ばれる」この二つ目の定義が今回お話するミームの定義ですね!
実際のMeme(ミーム)
それでは、ミームが大体どういうものなのかわかったので実際にインターネットで拡散された有名なものをみていきましょう。
1:Grumpy Cat(気難しい猫)
個人的にこの猫はいままでみたことがないのですが、ミーム界ではかなり有名なようです。その名前の通り猫はどこか機嫌が悪そうで不満ありげです。
この猫の画像はRedditという海外の2ちゃんねるのようなサービスで拡散されたことで、加工されながらネット中に広がりました。
猫は気難しく何かが気に入らないという設定なので、キャプション(文章)は常に何かに対して嫌味や文句を言っています(笑)。下に有名な画像をいくつかげておきます。
2:Exit 12(12番出口)
12番出口、だけ聞くとまるでホラー映画のタイトルみたいですが、実際の画像はただ高速道路から猛スピードで抜ける車の画像です。その出口が12番ということですね。この類の画像はアメリカにいる時、たくさん目にしました。
ほとんど上の分かれ道を示す看板に文章が二つ、そして下の車に文章が一つ書かれています。こうすることで、このミームを作った人がその選択肢のどちらがいいのかわかるというものです。画像自体に面白さはほとんどないので文章自体で勝負する実力派ミームです。
下にいくつか例を挙げておきます。
3:Distracted Boyfriend(気をとられる彼氏)
このミームは本当に有名で至る所で目にします。ミームを投稿するアカウントをSNSでいくつかフォローしていると1日に1回は目にするレベルで有名です。
写真はたまたま撮られたものでも面白さを狙って作られたものでもなくストックフォト(写真提供のサービス)から始まっています。
先ほど紹介した12番出口のミームと似ていて二つの選択肢で揺れ動く様子が、文章をうまくあてはめることで表現できます。本当に大量にミームが存在するので少しだけ紹介したいと思います。
まとめ
いかがでしたか?学校の教科書や英語の勉強を普通にしていると絶対に目にすることのないミーム。しかし、留学や転勤で海外に住むことになると必ずその文化に触れることになります。
海外の友人から突然こんな画像が送られてきも戸惑わないように気をつけましょう!
あと、一つ記事を書いていて気づきましたが、やっぱり日本語訳を書いてしまうと面白さが半減してしまいますね!Memeを英語のまま楽しむために勉強頑張りましょう!