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英語学習にオススメのオンライン英語辞書は?

突然ですが人によっては電子辞書が使いづらい人っていますよね?私はまさにそのうちの一人で電子辞書は持ち歩くのも面倒だし、しばらく置いてると画面が暗くなっちゃうのが好きじゃありませんでした。

 

そんな大学一年生の夏、ある英語のクラスで教授は言いました

 

「電子辞書なんて使うな。ネットで調べろ」

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それを聞いた時の生徒達

 

ハッとしました。そう、ネットで英単語なんて調べられるし、ネットの方が電子辞書よりサクサク動くし、例文や追加の情報も多く出てくるんです。

 

というわけで、この記事では英和、和英のオンライン辞書三つをそれぞれレビューしてみたいと思います。

 

 

 

Weblio英和和英辞書

ejje.weblio.jp

 

初めてネットで英単語を調べた時、Weblioを使ったという人も多いのではないでしょうか。私も教授のお告げを聞いてからというものもっぱらWeblioをメインで使っていました。

 

まず英語の辞書としての機能を紹介していきます。

 

単語を検索すると次のように表示されます。

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Weblio単語検索結果

その単語が主に意味すること、発音、アクセントなど基本的なことは全てきちんとカバーされています。Weblioは自分の調べている単語の難易度、レベルが詳細に表示されるのが嬉しいですね。このComprehensiveの場合だと英検2級以上、TOEIC600以上となっています。

 

Weblioと言えばその例文の数も魅力です。

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Weblio例文表示画面

 

しかし、例文に関して個人的にあまり好きじゃない部分があります。これ、最初の方は割とシンプルで使えそうな文章が出てくるのですが、Comprehensiveのような割とベーシックな単語でも少し下に行くと…

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あまり、日常的に使うには参考にならない表現ばっかりになってしまいます。すべて大文字なのも謎です。

 

しかし辞書機能に関しては定義や類語はわかりやすく説明されていてオススメです。他の英和、和英辞書の検索結果も表示するので一つの単語で色々な定義を知りたい!という方にはもってこいです。

 

Weblioは単純に辞書としての機能だけじゃなく、英語学習のホームページとしても優れています。

 

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Weblioで使える基本機能

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無料会員登録で得られる機能

勉強の休憩中に単語テストや英語コラムを読んで時間を潰していた記憶があります。

 

コンテンツが多いのは魅力的なのですが、悪い言い方をすればそれだけ学習中に気を散らす要素が多いと言えます。この誘惑に耐えられそうで、多機能なものが好き!って方はぜひWeblioを使ってみてください。

 

 

goo英和•和英辞書

dictionary.goo.ne.jp

 

次はGoo辞書にを使ってみました。検索する単語は先ほどと同様Comprehensiveです。

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Goo辞書検索結果画面

 

パッとみてすぐにわかるように、Weblioと比べてかなりシンプルです。いきなり全部定義を出すんじゃなくてすぐに例文、例の単語を表示してそれぞれ詳細に見れるようになっています。

 

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Goo定義表示画面

定義の部分をクリックして次の画面に進むとWeblioと同様詳細に表示されるようになります。発音や例文もきちんとカバーされています。単語のレベル分けについては大学入試レベルとしか書かれていないのでここはWeblioの方が優秀ですね。

 

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Goo辞書例文表示画面

続いて例文も見てみました。Weblioが全ての例文に日本語訳がついていたのに対してGooは小学館辞書の例文以外は日本語訳がついておらず、ほぼ全てウィキペディアからの引用です。

 

読み解くのにある程度の英語力が必要ですが読んでみた感じだと、Weblioの例文より実用的な感じはします。

 

ある程度英語力がすでにあるのであれば、Goo辞書の方が使いやすいのではないでしょうか。

 

英辞郎 on the WEB

www.alc.co.jp

 

最後はアルクが運営する英辞郎 on the WEBです。大学で英語の授業を履修していた時はWeblioの次によく英辞郎を使っていました。

 

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英辞郎検索結果画面

英辞郎もGoo辞書並にシンプルな結果表示画面です。さすが例文に強い辞書だけあって数行目からすぐに例文が出ています。

 

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英辞郎例文表示画面

定義から少し下にスクロールしてみると例文が大量に掲載されています。正直、例文というよりはどの動詞、形容詞と組み合わせたらいいのか、イディオムが大量に紹介されます。

 

個人的な意見では例文に関しては英辞郎が一番なのでライティングやスピーキングに直結する表現を知りたいという方は英辞郎がおすすめです。

 

また、英辞郎にもWeblio同様、会員登録システムがあり、月額およそ300円ほどでプロにアップグレードできます。

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英辞郎プロ説明画面

 

英辞郎プロについて調べていて初めて気づいたのですが、有料会員登録していないと音声確認ができないようです。ここはWeblio、Gooと比べてかなり痛い弱みですね。

 

ただ、それを差し引いても例文の数、シンプルなデザインは魅力的なので興味のある方はぜひ一度使ってみてください!

 

 

オマケ:難単語検索してみた

 

かなり専門的でネイティブでも滅多に使わない、もしくは意味も知らないような単語を英和辞書で検索してみました(もちろん私は見たことも聞いたこともありません)。

 

ちなみに、検索する単語はこちら

 

preponderance 

(having greater weight)

 

重量が重い人のことをさして使うようです。みたことも聞いたこともありません。検索してみましょう。

 

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当たり前っちゃ当たり前ですがちゃんと出てきました!英英辞書では重量のことだけ説明されていましたが検索してみると優勢、優位という意味もあるようですね。

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しかし、さすが難単語、レベル11というだけあって例文数はたったの12です(笑)。

 

  • Goo辞書

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続いてGoo辞書で検索。してみたものの単語が難しすぎるのか例文は一つも出て来ず、いきなり定義だけ表示されました。

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例文に関して日本語訳でたった4つしか無く、しかも内容が超専門的で読み解くのは難しそうです。

 

ここまでだとWeblioの方が優秀ですね。

 

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続いて英辞郎。さすがに難単語といえど収録されていないというケースはなさそうですね。定義も特に他と変わりありません。

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しかし、ここで大きな違いを発見しました。例文がなんと15も収録されていたのです!先ほど言った通り例文というよりは使用方法みたいな感じですが、それでも日本語訳付きでかなり実用的です!

 

 

まとめ

 

個人的におすすめを選ぶなら基本づかいはWeblio辞書で、ライティングに使うなら英辞郎ですね。もしWeblioがごちゃごちゃしすぎて気が散るようならGoo辞書って感じでいいと思います。

 

Weblioは単語を調べる気が無くてもコラム自体が面白いのでぜひ一度ページを訪れてみてください!

 

次回は英英辞書も取り上げたいと思います!