一人暮らしの大学生が身につけておくべき習慣5つ!【読書?勉強?】 | Life Info Nerd
私が習慣の大切さに気づいたのは大学に入学してすぐの頃でした。
初めての一人暮らしで掃除を数日間せずにいたら、部屋がかなり汚れたのがきっかけです。「数日掃除しないだけでこんなに汚くなんの?」と驚いたのを覚えています。
それまで、当たり前のように両親が作ってくれたご飯を食べて、掃除の行き届いた綺麗な実家で過ごしていました。ですが、それは両親が「ご飯を作り」、「家を掃除する」という「習慣」があったから実現できていたんですよね。
それからというもの、私は大学4年間、掃除をはじめとする習慣を作るのにとても苦労しました。
そこで、これまで様々な習慣を作ってはやめ、作ってはやめを4年間繰り返してきた私が「大学生が身につけるべき習慣」を5つ紹介したいと思います!
- なぜ習慣を作ることが大事なのか?
- では、大学生が身につけるべき習慣は?
- 大学生が身につけるべき習慣1:早寝早起きの習慣
- 大学生が身につけるべき習慣2:読書
- 大学生が身につけるべき習慣3:勉強
- 大学生が身につけるべき習慣4:コミュニケーションをとること
- 大学生が身につけるべき習慣5:健康に気を使うこと
- まとめ
なぜ習慣を作ることが大事なのか?
習慣とは毎日同じ行為を繰り返すことによって、いつの間にかその行為をするのが自分にとっての決まりになることを指します。
そして、この毎日の行動が1週間になり、1ヶ月になり、1年となり、あなたの人生そのものになるのです。
「習慣一つであなたの人生の質が左右される」。それが、習慣が大事な理由です。
成功者はみんな習慣を持っている
ビジネスの世界で成功をおさめた人は決まって朝や夜の習慣を持っています。
その中でも有名なのがアップルの創業者であるスティーブ・ジョブズです。
彼はスタンフォード大学卒業式でのスピーチで次のようなことをいいました。
私は毎朝、鏡の中の自分に「もし今日が人生最後の日だとしたら、私は今からすることをしたいと思うか? 」と質問します。
これはジョブズを成功に導いた習慣の一つと言えるでしょう。
スティーブ・ジョブス スタンフォード大学卒業式辞 日本語字幕版
それに、自伝によるとジョブズは毎朝自宅で数時間仕事をしてから職場に向かっていたそうです。そして、朝一番に取り組む仕事は一番面倒なもの、と決めていました。
このように、起業家や俳優など成功をおさめた人たちは決まって何かしらの習慣を持っています。
では、大学生が身につけるべき習慣は?
大学生が身につけるべき習慣は、必ずしも起業家をはじめとする成功者たちと同じである必要はありません。
私が思う大学生が身につけるべき習慣は
- 1日の時間を大幅にとらず
- 比較的実践するのが簡単で
- 社会人になっても続けるべき
ようなものだと思っています。
それでは、一つずつ紹介していきます!
大学生が身につけるべき習慣1:早寝早起きの習慣
大学生が習慣かすべきことの一つ目は「早寝早起き」です。
早起きができず苦しんでいる大学生はきっと多いはずです。しかし、その分早起きをすることで、他の大学生に差をつけることができます。
早起きをするメリット
アメリカの医療情報サイト「メディカルニュース」が報告した研究では、うつ傾向と睡眠パターンに関係があることがわかりました。
研究では、看護婦32000人の睡眠習慣を4年間にわたり調べて続けました。
その結果、早起きの人は、朝起きるのが遅い人と比べてうつ傾向が低いことがわかったのです。これは、朝ゆっくりとした時間がとれない焦りによるストレスが原因と考えられます。
この実験からもわかるように朝のムードは1日のムードを作ることになります。
朝を生産的に過ごしたらその日は生産的に過ごせますし、逆に朝焦ってバタバタするとその日はずっと焦って行動をすることになります。
大学生は社会人になったらほぼ100%早起きをしなくてはいけない運命なので、今のうちに習慣化しておきましょう!
4年間早起きできなかった大学生がようやく早起きできた3つの方法
早く寝るのが意外と難しい!
私は、早起きを習慣化しようとした時「早く起きる」のが難しいと思っていました。
しかし、自分の生活リズムを振り返ってみると「そもそも寝る時間が遅かった」んですよね。
なので、朝早い時間にアラームをセットするのをやめて、まずは夜寝る時間にアラームを仕掛けるようにしました。
どうしても夜スマホを触ったり、ユーチューブをみて夜更かしをしてしまうという人は、睡眠時間をおしらせしてくれるアラームを毎日かけてみましょう。
大学生が身につけるべき習慣2:読書
第54回学生実態調査の概要報告によると、大学生の1日の読書時間はおよそ半分におよぶ48%がゼロとなっています。
スマホやネットコンテンツが広がるにつれて、文章を読む機会がどんどんへっているのです。
しかし、本は頭のいい人たち、偉人たちの頭の中を数時間でのぞける最高のツールです。大学生が活用しないすべはありません。
読書のメリット
本を読むこと自体にストレスを覚える大学生は多いかもしれませんが、実は読書はストレスを軽減する効果が証明されています。
イギリス、サセックス大学が行った実験によると、読書はストレスレベルを68%も下げるそうです。
大学生もアルバイトや授業など日常的にストレスにさらされていることが多いので、このメリットは大きいと思います。
また、アメリカのニュースサイト「ファーストカンパニー」の記事は、成人は1週間でたった30分読書をするだけで平均して20%人生の満足度が高まることがわかった、と報告しています。
大学生といえど、これまで読書を習慣化してこなかった人は多いはずです。メリットを知ったら少しは読書をしてみようという気になったのではないでしょうか?
毎日30分でもたくさん本が読める!
今、本を読む習慣がないという人は、少しずつでいいので「毎日」読むようにしましょう。週に1日だけ5時間読書をするよりも毎日30分読むのを私はおすすめします。
30分あれば、かなりゆっくりなペースで読んでも30ページは読めるはずです。これを一週間にすると210ページになります。
学術書でもない限り、大半の文庫本、ビジネス書、自己啓発本は200ページ前後で書かれているので、この方法だと一週間で一冊読み切ることができますね。
そして、これを一年間続けると一年は52週間なので、約52冊も読破することができます!
もしこの習慣を大学一年生から続けると卒業までに200冊以上の本を読むことができるのです!200冊以上本を読んだ人と、0冊の人、この差は明らかだと思います。
読書をして行動する習慣もつける
確かに読書をする習慣は大事ですが、本を読んで日常生活に何も変化がなかったらそれは読んでいないのと一緒です。
なので、読書を習慣化できたら、しっかり大事な部分はメモを取るようにして行動するようにしましょう。
私は過去一年間で100冊の本を読んできましたが、大半は読むだけで何も行動しませんでした。
これは、確実にお金と時間の無駄です。読書でインプットをしたら次は行動をしてアウトプットすることを心がけましょう。
下の記事で、私がアウトプットできた本について紹介しているのでぜひチェックしてください。
1年で100冊読んだ私が大学生にオススメする5冊!これさえ読めば大学生活は勝ち!
大学生が身につけるべき習慣3:勉強
第54回学生実態調査の概要報告によると、大学生の勉強時間は下のようになっています。
- 授業時間を除く予習復習の時間は平均52分
- 就職や関心ごとなど授業に関係のない学習は平均26分
- 全て合わせて大学生は1日に平均78分勉強している
サークルや部活動、アルバイトなど忙しいかもしれませんが、大学生は1日の間に一時間程度しか勉強していません。
しかも、これは平均なので人によってはテスト前にしか勉強しないという人も多いはずです。
大学での四年間毎日勉強し続ければ、社会人になる頃にはかなりのスキルを身につけられると思います。なので、勉強を習慣化してみましょう。
毎日、学び成長し続ける姿勢を大切にする
厚生労働省が発表した平成29年簡易生命表によると、日本人の平均寿命は男性が81歳、女性が87歳となっています。
日本人の平均寿命はこれからも伸び続けることが予測されていて、現在大学生の人たちは100歳まで生きるそうです。「人生100年時代」なんていう言葉も使われるようになりました。
だからこそ、毎日何か勉強して自分の能力やスキルを上げる必要があります。
アメリカ建国の父であるベンジャミンフランクリンはこのようなことを言いました。
多く人は25歳で死んでしまい、75歳になるまで土に埋められることはない
これは、まさに学ぶことをやめてしまった人のことを指していると思います。25歳で死んでしまわないように、大人になっても成長し続けましょう。
好きなことを勉強する
私は大学に入ってから授業のレベルについていけず、予習復習で精一杯でした。
それに、受験勉強で自分の興味ないことを勉強するのは慣れていたので、いつのまにか興味のないことも「興味のあること」だと勘違いするようになりました。
結果的に、その時勉強したことはほとんど何も覚えていません。
なので、勉強をするときは学問の枠にとらわれないよう気をつけましょう。大事なのは「勉強しないといけないと思うことを勉強するのではなくて、興味があって勉強したいと思うことを勉強する」ことです。
大学生が身につけるべき習慣4:コミュニケーションをとること
大学生になって大人へと成長するにつれて、一人でしっかり地に足ついて生きる必要があります。
そんな時に、私が大切だと思ったのがコミュニケーション能力でした。
就活生にはコミュ力が求められている!
経団連による「2018年度新卒採用に関するアンケート調査結果」では企業が選考にあたって特に重視した点で「コミュニケーション能力」が一位となっています。
コミュニケーション能力には問題ないとおもっている大学生は多く、就職活動においても「問題解決能力」だったり「ビジネスマナー」のような能力が大学生には不足していると考える人は多いです。
しかし、実際足りていないのはコミュ力なのです。
だからこそ、人とコミュニケーションをとる習慣、そしてコミュ力を上げる努力をする習慣を大学生で身につけておきましょう。
一人でもコミュニケーション能力を上げる方法
とはいっても、いきなり大学生がコミュ力を上げるために毎日人と会うなんていうのは現実的ではありません。
そこで、私が思いついたのが「心理学やコミュニケーションに関する本を読む」という方法です。
コミュニケーションも運動と一緒で、ただ闇雲にやれば上手になるものではありません。
きちんと他人の知識をインプットして、次回の会話でアウトプットする方がずっと効率的にコミュ力を上げることができます。
コミュ力を上げるのに役立った本を下にはっておくので、ぜひチェックしてください。
どれだけ恥ずかしがり屋でもなんとかなる
私は根暗で、学生時代はいじめられていたくらい恥ずかしがり屋で弱気です。
大学生になったからといってその性格が勝手になおることもなく、相変わらずコミュニケーションは苦手でした。
ですが、きちんと知識を身につけてアウトプットしていけば自分が思う以上に人は変われるものです。日々、その変化に気づくのは難しいかもしれませんが、しばらく経つと自分でも驚きます。
コミュ力は「人と会話する」という避けられないシチュエーションで毎回アウトプットができるので、伸びるのも早いと思います。私もまだまだ勉強中なので、頑張りましょう!
大学生が身につけるべき習慣5:健康に気を使うこと
大学生になるまでは、両親をはじめとする周りの人が栄養や健康状態に気を使ってくれたかもしれません。
ですが、大学生になると、食事や運動を管理するのは部活動でもしていない限り自分一人です。
なので、大学生のうちに健康に気を使う習慣を身につけておきましょう。
大学生の生活は生活習慣病になりやすい
大学に入学するまでは、健康的な食事が多く、生活習慣病を防ぐのに大事な「運動、栄養、休養」がしっかりと取れている状態の人が多いです。
しかし、部活動をやめ運動をする機会がめっきりと減り、自炊がめんどくさいがためにご飯はコンビニ、お酒やタバコも始め毎日夜更かし、こんな生活は大学生にとって決してめずらしくありません。
こんな生活習慣を社会人になっても続けていると中高年で間違い無く、高血圧、糖尿病、動脈硬化などの生活習慣病にかかってしまいます。
卒業後に辛い思いをしないためにも、時間に余裕のある大学生のうちから健康的な習慣を身につけておくことが大切です。
家でもジムでもできる場所で運動する
ホリエモンが2018年に出版した「健康の結論」で下のように言っています。
運動はある程度の不摂生もチャラにしてくれる
それくらい、運動の力はすごいのです。なので、まずは簡単な運動でいいので週に3日程度行うようにしてみましょう。
私がおすすめするのは
の二つです。
朝起きてすぐの運動は運動をしない言い訳がないので、すぐに取り組むことができます。また、脂肪燃焼も早いのでダイエットにもオススメです。
筋肉をつけていきたい人はダンベルを購入しましょう。ダンベルがあれば、とりあえずはジムに行かなくても大丈夫なので習慣化しやすいです。
この二つについては下の記事で解説しているのでぜひ読んでみてください。
健康に気を使い始めて元気になった
大学1年生の時は全くと言っていいほど健康に気を使っていませんでした。
運動をすることもないし、毎日寝るのは夜中の2時から3時、ご飯もコンビニで買ったお菓子や菓子パンばかりです。
そんな生活を続けるうちに、いつしか元気じゃないのが普通になっていました。
今は、健康のためにジムで筋トレをしたり、冷水シャワーやファスティングも実践しています。一度、健康法を実践するとどれくらい今までの生活が体に悪かったか実感できるので、まずはやってみることがおすすめです!
まとめ
最後に、ここまでに紹介した大学生が身につけるべき習慣を簡単にまとめておきます。
- 早寝早起きを習慣化して、余裕のあるストレスフリーな生活を送る
- 毎日30分の読書を習慣化して、知識を蓄え日常生活に活かす
- 好きなことの勉強を習慣化して、毎日成長を実感し、生活を充実させる
- 大学生のうちにコミュ力をあげる努力を習慣化して、就職活動でも成功する
- 健康に気を使う習慣を身につけて、堕落した大学生活から抜け出し元気になる
一気にこの全てを習慣化するのは難しいと思うので、まずは1週間にひとつずつ、もしくは1ヶ月に一つずつ試してみるようにしましょう。
1ヶ月に一つずつで、一年に12個の習慣を身につけることができます。
ゆっくり、自分のペースで習慣を意識して日々の生活を過ごすようにしましょう。それでは!