【大学受験】英語の偏差値を半年で倍にする方法
高校生の時、私の通っていた片田舎の学校に英語ブームがやってきました。何がきっかけでどう始まったのかいまだによくわかっていませんが、当時はみんなツイッター、インスタグラムを必死に英語で投稿していました。
そんな中、私の英語力は地を這いつくばっていました。具体的には
英語の先生「You…?」
私「…is…?」
英語の先生「これなんて読む?」(Governmentを指差しながら)
私「ごばーん…めんと…?」
こんな感じです。リアルに。
明らかに偏差値35の英語力を持っていた私でしたが、その英語ブームの波に乗らざるを得ず、半年間死ぬ気で英語を勉強することになりました。
結果的に偏差値は推定35から70辺りまで上昇、倍近くになりました!その方法を受験を頑張る高校生達、英語の学習を始めたばかりの人達に伝えたいと思いこの記事を書きました。ぜひ読んでみてください!
ステップ1:教科書を汚す
私はまず中学校の教科書から手をつけました。というのも、風の噂で英語を勉強するときは文法と英単語が大事と聞いていたからです。
最初はかなり面白くなく、英語なんて全く勉強したくなかったのですが中学校の教科書を終える頃に少しずつ知識が蓄積されている感じがして気持ちよかったのを覚えています。
私が教科書をお勧めする理由は
- 文法と単語を同時にカバー
- イラストが多い
- 結局わかりやすい
です。なんといっても文法と単語を別々に勉強しなくて大丈夫なのは初級者にとって嬉しいことです。
ただ、教科書だけでは説明が不十分なケースも少なからずあるのでその際は、ネットで調べるなどして抜け落ちる部分がないようにしましょう。
英語は歴史などの科目と違ってベースの知識の蓄積がないとそれより上のことは理解できません。数学と一緒です。わからないところを後回ししないくせをここでつけちゃいましょう。
ステップ2:文法と単語を勉強する
教科書を一通り終えた、基本的な中高の文法は大体カバーした、と思ったら次のステップは文法と単語を分けて勉強することです。
ちなみに私が勉強していた文法書と単語帳は次の二つです。
- 作者: 鈴木陽一
- 出版社/メーカー: アイシーピー
- 発売日: 2000/03/15
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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文法の勉強法
初めてフォレストを手にしたときその分厚さから半年足らずで勉強が完了するのか不安になった記憶があります。そんなこんなで焦りながら1ページずつめくりながらわからないところは全てノートに書き写していました。
しかし、これ、効率がめちゃめちゃ悪く、一ヶ月ほど経過してもほとんど前に進めていませんでした。
そもそも、教科書を一通り終わらせてる時点で基本の基本は身についています。少し踏み込んだ部分、抜けてる基本的な部分だけメモをするように心がけました。
教科書でも出てきたようなところはさっと目を通すだけにし、各章の最後についている問題は記憶を定着させるために何回も解きました。問題を解くことはアウトプットにつながるので同じ問題でも絶対にやりましょう。
そして英単語記憶と一緒で文法書も何周もしましょう。一周じゃ絶対に覚えません。断言できます。
文法の勉強法
- わからない部分だけメモ
- 基本的には目を通すだけ
- 絶対に各章の問題は解く
- できれば何周かする
英単語の勉強法
DUOは本当に優れた単語帳です。大好きです。というのも、音声ありで、文法も一緒に記憶でき、単語の難易度もちょうど良く調整されているからです。
(復習用CDは絶対に購入しましょう!)
時々、DUOをやりすぎると文章まるごと思い出さないと特定の単語の意味が思い出せないとの批判をみますが、私の意見ではそれでいいと思います。むしろ、そのパターンもやればやるほど早くなります。大丈夫です。(特に大学受験レベルでは絶対)。
DUOは560の例文が収録されているので出来るだけ早いペースで何周もするように心がけましょう。一回で暗記は不可能です。暗記よりも見る回数です。何回も、何回もみまくりましょう。
そして私が思う一番大事なDUO勉強法の要素はCDをとにかく聴きまくる、ということです。これは落ち着いて手を動かして勉強する時間がない人でもできます。よく、自分の部屋で腕立て伏せをしながら聞いていました。
しばらくやってると、いつ間にか暗唱できるようになっています。そうなればもう英単語はあなたのものです。CDの再生速度も1.25、1.5、2倍速とだんだん早くしていきましょう。
英単語の勉強法
- 全部書きうつさない
- 最低でも一週間で一周
- CD毎日聞く
- 速度をだんだん上げていく
- 暗唱できるまで覚える
ステップ3:問題を解く
これはステップ2と同時進行で行うべきなので実質ステップ2です。私は英語ブームに乗るという目的と、大学合格という目標があったのでとにかくセンター試験の問題を解いていました。
正直、大学受験が目的じゃない人でもセンター試験はほどよい難易度なのでぜひ解いてもらいたいです。TOEICやTOEFL、IELTSなどもっと難しい英語試験を受ける前のいい練習になると思います。
ちなみに下の問題集は私が思い出せる限りで解いたおすすめ問題集です。
- 作者: 杉山俊一,塚越友幸,山下博子,早崎スザンヌ
- 出版社/メーカー: 河合出版
- 発売日: 2005/05/01
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総合英語Forest(7th Edition)解いてトレーニング
- 作者: 石黒昭博
- 出版社/メーカー: 桐原書店
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(京大はかっこつけるためだけに解いていました。すごく難しかった記憶があります)
問題集の使い方
- とにかく量をこなす
- 色々な分野の英語に触れる
- 間違えた部分は参考書に戻り再確認
まとめ
こうして半年後に受けた模試で英語の偏差値が70に到達しました。正直、英語以外の教科をそんなに勉強しなかったので半年で70まで持っていくことができたので、短期間で伸ばそうという人はぜひコミットしてみてください。きっと英語力は格段に上がります!
とにかく注意する点は回数です。暗記しないといけない、と思わないでください。回数をこなすことによって勝手に頭に染み付きます。それに、参考書は各1冊で大丈夫です。たまに、文法書を3冊、単語帳を4冊みたいな人を見ますが、絶対に無理です。1冊に絞りましょう!
高校生の方は受験応援しています!