【時間が無い人に】料理タイマー一つで大丈夫!ポモドーロテクニック!
日頃、やることが溜まっていても一つのことに集中して手際よく仕事を終わらしていくのは難しいものです。私も溜まった課題や読み物、ちょっとした筋肉トレーニング、洗濯などなんでも後回しにするタイプの人間でした。
この記事では、イタリアで生み出された時間管理術ポモドーロテクニックを紹介したいと思います。タイマーさえ持っていれば誰でもできる超簡単テクニックなので是非実践してもらいたいです!
- ポモドーロテクニックとは?
- ポモドーロテクニックはあくまでスタートダッシュ
- 25分はあくまでオリジナルのやり方
- タイマーは絶対キッチンタイマー!
- 本当に25分間集中できる?
- 5分の休憩はどう休憩したらいい?
- そもそもボタンを押す気にならない…
- まとめ
ポモドーロテクニックとは?
ポモドーロテクニックの詳細な説明が見つからなかったので英語で検索し、簡単に翻訳してみました。
ポモドーロテクニックは1980年代に生み出された時間管理術の一つです。このテクニックではタイマーを使い、25分間集中して作業し、5分間休憩するインターバルを繰り返します。この短い5分休憩がポモドーロ(イタリア語でトマト)と呼ばれています(このトマトの由来はこのテクニックを編み出した人が使っていたタイマーがトマト型だったことに由来します)。
オリジナルのやり方は以下です。
1.終わらせないといけない作業を決めます
2.(ポモドーロタイマー)を25分に設定します
3.25分間作業に集中します
4.タイマーがなったら作業を終了します
5.3分から5分間の短い休憩をとります
6.これで一周が終了です
7.4周したところで15分から30分の長い休憩をとりましょう
かなりシンプルなテクニックなので本当にいつでも実行可能です。私も半年間このテクニックに頼って作業を終わらしてきました。実際、このブログもポモドーロテクニックを使って書いています(笑)。
しかし、簡単といえど人によっては実際に行う前にコツを知りたいと言う人もいるかと思います。私がポモドーロテクニックを使う中で考えたことを一つずつ解説していきます。
ポモドーロテクニックはあくまでスタートダッシュ
ポモドーロで集中できる理由は25分間と言う時間制限があるからです。ただ時間を意識できるツールがあるだけで集中できるのであれば極端な話、時計があれば集中できることになってしまいます。しかし、実際それじゃ集中できません。
なので、あくまでポモドーロテクニックは作業を始める理由と認識しましょう。ボタンを押した瞬間に作業しなきゃって気持ちになってきっと上手なスタートダッシュを切れると思います。
25分はあくまでオリジナルのやり方
個人的に25分間で終わる課題が少なく、一回25分間集中して作業を進めるとそのまま継続してやり続けることが多いです。
このテクニックの優れたところは、人が集中状態に入るとそのまま時間を忘れて作業してしまう性質を上手く利用しているところです。
もし25分間集中できるのが簡単と思うようになったら30分、45分と徐々に時間を延ばしてみましょう。意外とできます。ちなみに私は現在比較的大きなタスクは60分間、家事やメールの返信、掃除など小さなタスクは逆に15分で管理しています。
タイマーは絶対キッチンタイマー!
ポモドーロテクニックの存在を知ったばかりの頃は、携帯のタイマーを使って時間を計っていました。しかし、時間が経つと携帯の画面は定期的にタッチしないと暗くなってしまいます。それに携帯だとSNSの通知などで気が散ってしまうためあまり作業に集中できませんでした。
ここはオリジナル同様、キッチンタイマーを買ってきて25分間計測する方が集中できます。
本当に25分間集中できる?
よっぽど気になっている映画とか異性とかいない限りは大体集中できます。私はすぐに携帯の画面を確認してしまうタイプの人間なので携帯を手の届かない位置に置いたりして工夫しています。
また、パソコンで作業をする必要があると言う人はタブを閉じて、それでも我慢できず開いてしまうと言う人はオンラインでアクセス制限できるアプリをダウンロードしてみましょう。
あとは、とにかくタイマーを押したら何かしら行動を起こすことです。例えば、論文を仕上げるならとにかくワードを開いて一行だけでも思いつきで書いてみる。一つ行動を起こすだけであとは勢いに乗るパターンがほとんどです。
5分の休憩はどう休憩したらいい?
この休憩時間でSNSをチェックしたり気になってる音楽を聞いたりすると、必ず「SNSをみてちゃ頭の休憩にはなってないだろう」とか「音楽じゃ休まらないだろう」と言う人がいると思います。
しかし、私的には全然何してもいいと思います。ただ、同じ場所にずっといると作業と休憩の区別、メリハリが薄くなってしまうので、私は立ち上がってストレッチしたり、何か口にしたりして、作業ときっちり区別しています。
とにかくなんでも好きなこと、5分間めいいっぱいやっちゃいましょう!
そもそもボタンを押す気にならない…
その気持ちはわかります。ジムに行きたくない、 って気持ちと似たものがありますよね。
そう言う時は、物事の流れを分けて考えるようにしましょう。例えば、25分間の間、難しい学術書を読まないといけないとします。ボタンを押す前のあなたはこう考えることでしょう
(ボタン押したら、25分もこのつまんない本読んで、わかんない単語調べて、ノートにまとめないといけないのかあ…だるいなぁ…)
しかし、それぞれの行動を分けて考えると精神的な負担はぐっと減ります。
- ボタンを押す
- 本を開く
- わからない単語は調べる
- 学んだことをノートに写す
簡単に4つのアクションに分かれます。こう言う風に物事を複雑に考えず、小さなタスクに分解することでボタンを押しやすくしています。
まとめ
これまで色々な作業効率化術を試してきた私ですが、今のところ、このポモドーロテクニックが自分に一番合っているように感じます。
というのも、普段は自分に甘いのですが、一旦、限界を迎えそうになるとなぜか限界を越えようとするタイプの人間だからです。持久走の最後に猛ダッシュしたがるタイプの人は絶対にこのテクニックにハマると思います。