鬱?辛い?留学が辛い理由と対処法
こんにちは、現在オーストラリア旅行中の私ですが、久しぶりに英語圏を訪れたこともあり留学中のことを思い出しています。
私は、アメリカに1年間留学をしていました。珍しく、留学が初の海外で英語はともかく文化や土地柄はほとんど何も知らずに行きました。
留学、とても辛かったです。終わりを迎えるにつれて楽しくはなりましたが最初は真剣に帰国を考えるほどでした。
今、留学をしていて海外経験も少ない学生に向けてこの記事を書きました。それぞれの悩みに対する対処法も紹介しているので是非実践してみてください!
※私自身がアメリカに留学をしていたので、海外経験が少なく英語圏に留学している方に向けて書いています。
英語が喋れない
- 英語のテストの点数はよかったのに全然会話にならない
- 相手の言っていることが理解できず気まずくなってしまう
- 苦手意識が出てしまい、会話ができなくなってしまう
この辛さは私みたいに普通に日本で英語を勉強した人はみんな経験していると思います。今までの文法とか単語とか本当に役に立ってんの?ってくらい、いざ喋ってみるとびっくりするくらい英語が出てきません。
リスニングも私を含め日本人は苦手な人が多く、会話をスムーズに成り立たせるのにはかなり苦労します。
対処法1:完璧な英語はいらない
これは具体的な行動というより心の持ちようの問題です。
まず、あなたは日本人です。生まれた時から英語を喋っていないし英語を喋る人に囲まれて生活してきた訳でもありません。所詮、数年間、1日数時間英語を勉強してきただけなのです。
と考えたらどうでしょう。留学に来て、ネイティブとも拙かったとしても一応通じ合って、お互いにある程度できてる。実はそれで十分なんです。完璧な英語を話す必要はあなたには全くありません。
対処法2:ノンネイティブと話す
私自身ずっと完璧な英語をしゃべらなくちゃいけない、という考えにとらわれていたので英語が母語の人たちと話すのはとても怖かったです。
そこで、まず他の国からの留学生たちと英語で積極的に会話することを目標にしました。お互いに英語学習者なのでお互いに理解し合おうと努力します。分からなくても何も気負うことはありません。
留学している国以外の文化を知るいい機会にもなるので是非トライしてみましょう!
対処法3:発音を練習する
「発音は大事じゃない」という意見をよく聞きます。しかし、文法や単語が間違っていても発音が綺麗だと自信が持てるようになります。
それに、発音を一人で練習した後に実際に使ってみて、自然に使えたりするとそれが達成感につながりもっと頑張ろうとも思えます。
ちなみに、このチャンネルが個人的に発音練習に一番役立ったので貼っておきます。
友達ができない
- 授業の日は外に出るのに休日だと一人でいつもいる
- 英語を話せるようになってきたのに深い会話ができない
長期留学だとほとんどの場合、異国の地で一人でスタートします。ルームメイトがいることもありますが、知り合い、まして友人はゼロの状態です。
慣れない文化に対して戸惑うのでさえ疲れるのにその気持ちをシェアする友人もいない。ストレスは外国だと余計多くなります。
対処法1:日本人と友人になる
「せっかく留学来てるのに日本人といたらもったいない」
とよく耳にします。たしかに留学期間中、ずっと日本人といるのはあまり良くないかもしれません。
けど、ストレスが溜まっていて人と遊ぶこともない、そんな状態が続くときっとおかしくなってしまいます。もし周りに日本人がいるなら最初はその人たちと遊んでみるのは私は決して悪くないと思います。
むしろ、そこから発展してルームメイトも合わせて遊ぼうってなったりするケースが私の留学中には多かったです。
インターネットで日本人の意見を聞くのも手の一つです。
対処法2:ルームメイトと仲良くなる
ルームメイトはその名前の通り部屋に帰ると常にいる人のことです。毎日顔をあわせる存在だからこそ、まず部屋の中で友人を作るところから始めてみましょう。
物理的な距離が近いこともありきっと共通の趣味や好きなことが見つかるとグッと距離が縮まると思います。
私は、ルームメイトの一人が日本好きだったのでお互いの文化についてよく話していました。ここから発展して外でも遊ぶようになりました。
対処法3:コミュニティに参加する
もしルームメイトがいるならそれもコミュニティの一つです。日本人のグループがあるならそれもコミュニティです。
大学に交換留学しているという人はほぼ100%日本語学習者のクラブが大学にあるはずです。自分の国の文化、言語に興味を持っている人と話すのは楽しいことです。探してみましょう!
私は留学中、キリスト教会に参加していました。キリスト教徒ではなかったのですが、とても優しく、普段顔をあわせる人も増えるようになりました。
ルームメイトとうまくいかない
- ルームメイトがルールを守らない
- ルームメイトが掃除をしない
- ルームメイトが勝手にパーティを開催する
ルームメイトとのトラブルは留学中一回は必ず発生します。幸い私は大きなトラブルには至らずに済んだのですが、他の日本人留学生たちは悩みに悩み部屋を変更する人もいました。
対処法1:話し合う
「話したのにルールを守らない!」
と思ったかもしれません。しかし、ここは根気強く言い続けることが大事です。
また、ルームメイトが英語ネイティブじゃなければ自分の伝えたいニュアンスが伝わっていないかもしれません。日本人的な心の読み合いは海外の人とは基本的にできないので気持ちは正直に伝えるようにしましょう。
友人の一人はルールを守らないルームメイトに対して家中に張り紙をしまくって、常にルールを意識させるようにしていました(笑)。
対処法2:部屋を変える
これは残念ながら直接的な解決方法にはなっていませんが、ストレスを留学期間中ずっと、もしくは短くても1学期中溜め込むのはよくありません。
学生寮でシェアルームをしているというのであれば必ず部屋を変更するオプションが存在すると思うのでまずは学校の住宅関連オフィス、もしくは留学生オフィスに向かいましょう。
もう少し、様子を見たいという人は他の日本人や留学生から話を聞いて下調べをするのをおすすめします。部屋が変わってまたルームメイトと気が合わなくなったら最悪なので。
日本に帰りたい
- 日本にいる友達と電話すると無性に帰りたくなってしまう
- 日本食を食べたりすると日本が恋しくなってしまう
これは海外経験がなければないほど、ひどく感じてしまうと思います。私も留学の時に初めて日本の外に出たので全てがカルチャーショックでした。そして、その度に(日本帰りてえ…)となっていました。
対処法1:現地人と話す
日本に帰りたい、という気持ちが強いとどうしても留学先と日本を比べて(日本だったらこうじゃないのに…)と感じてしまいます。
しかし、そんな場所で生まれ育った人がたくさんいます。そして彼らはほとんど場合その土地を愛しています。そういう人たちと話をしていると、悪いところばかりじゃなく良いところも見れるようになり日本と比べることも少なくなります。
「現地人と話す機会なんてない!」という人は、大学の先生など現地ではなくその国出身の人でも良いと思います。
対処法2:日本人と共有する
留学してからしばらく経つと、日本人の間でもその国に完全に馴染んでいるような人がでてきます。そんな人たちと現地に対する思いを共有することでまた新たな価値観が見えてきます。
例えば、私はアメリカに対して人が失礼とか汚いとか悪いイメージばかりを持って日本と比べていました。しかし、現地にうまく溶け込んでいた友人は「そんなアメリカ人の正直なところが好きだし、汚いのも文化の一つ」と私に言い放ちました。
日本とアメリカ、どっちが良いとか悪いとかではないのです。まずは現地の文化を日本人からであっても知るように心がけてみましょう。
対処法3:ジャパンタウンに行く
私の留学先は比較的小さな都市だったのでジャパンタウンはありませんでしたが、チャイナタウンとベトナムタウンはありました。
中国もベトナムも行ったことのない私ですが同じアジア圏出身の人や食べ物に囲まれるだけで日本に帰りたいという気持ちは少し落ち着きました。直接的な解決にはなっていませんが、一旦日本を疑似体験して心を落ち着かせることも大事です。
ちなみに、アメリカだけでも30個近くのジャパンタウンがあるので行くのはそこまで大変ではないと思います。
まとめ
いかがでしたか?せっかくの留学、思う存分楽しまないと損です。今悩んでいることも留学を終えれば絶対に笑い話になっています。
頑張りすぎる必要は全くありません。無理せず自分の気持ちが落ち着く範囲で行動してみましょう!