【断食】大学生がインターミッテントファスティングを1ヶ月実践!そのプロセスと結果は? | Life Info Nerd
ファスティングって実際効果あるの…?
私も実際にファスティングをするまで、その効果について疑っていました。なんといってもファスティングとは「断食」です。食べるのが大好きな私にとっては想像するだけで辛すぎました。
しかし、1ヶ月間という短いファスティングでもその効果を実感することができたのです!
そこで、この記事では実際に私、22歳成人男性が1ヶ月間インターミッテントファスティングをしてみてどうだったか解説していきます!
ファスティングとは?
最初に説明したようにファスティングとは「断食」のことを指します。
もともとは宗教の世界で始まったそうで、一番有名なのは日の出から日没まで何も食べないイスラム教のファスティングですね。
宗教的な理由から始まったこの断食という行為ですが、今では健康法として有名です。私が周囲の人に「今、ファスティングしてて〜」と言っても、「ダイエット?」と聞かれることの方が圧倒的に多かったです。
インターミッテントファスティングとは?
この1ヶ月間私が実践したインターミッテントファスティングは様々な種類があります。
今回、私が取り組んだのはリーンゲインズ法と呼ばれるもので、基本的に毎日8-10時間の間は何を食べてもOKで、残りの14-16時間は断食という方法です。
下の記事で詳しく解説されています。
もちろん、宗教的にやっているわけではないので日の出や日没は関係ありません。基本的に晩御飯と次の日の最初のご飯を14-16時間開けるという形で今日までやってきました。
それでは、時系列を追ってファスティングの様子を説明していきます。
1ヶ月間のインターミッテントファスティング日記
ファスティングをしている1ヶ月間の間、何か目立ったことがあればメモをしていたのでそれを頼りに解説していきます。
1日目:ファスティングで朝食がとれず、とにかく腹が減る
ファスティング1日目は前日の夜9時にたこ焼きを晩御飯で食べています。その16時間後なので記念すべき1日目の食事は昼の1時ということになります。
ファスティングを始めるまでの生活だと夜10時を過ぎても何かつまんでいたので、相当お腹が減りました。そして朝起きて何も口にできないのが辛過ぎます。
1日目なので特に変化はありませんが、やはり空腹などの顔と体はどこか引き締まっている感じがありました。
2-7日目:ファスティングのせいか体がだるい
なんと2日目にしてファスティングの時間を14時間にするという甘えっぷりです。この時は、ブログを始めたり動画作成を始めたりと色々忙しかったので睡眠不足の日々が続いていました。
それなのに朝ごはんも食べれず、昼飯すら遅らせないといけないのが辛かったです。
体がだるかったのは睡眠不足のせいなのかファスティングのせいなのかこの時はすごく戸惑っていて、一旦やめようかと思いました。でも、今思うと絶対に睡眠不足が原因です。睡眠、大事です。
8-13日目:ファスティング中の貴重な一食をしっかり食べず体調を崩す
8日目からオーストラリアへ旅行へ行っていました。その時もしっかりとファスティングは継続してせっかくの旅行なのに朝ごはんのない生活をしていました。
旅行中は特に問題なかったのですが、問題は日本に帰国した13日目に起きました。家に帰りつく頃、頭がフラフラしてきたのです。
すこし、意識も朦朧としてきてとてつもない空腹感に襲われました。高校生の部活終わりを思い出します。
その時はすでに夜遅かったのですが近くのコンビニすぐ走り、大量のおにぎりを購入しました。結果的に体調はよくなったのですが、次の日のご飯が午後2時になってしまいました。
この時、なぜ体調が悪くなったのか考えていたのですが、実は帰国するフライトの前のご飯が春巻きだけだったのが原因でした。ファスティングでただでさえ食事の回数が少ないのにその貴重な一回が「春巻き」だけですよ。それは体調も崩します。
そんなこんなで、インターミッテント中はちゃんと一食がっつり食べるという教訓を得ました。
- ファスティング中の貴重な食事はしっかり栄養をとる
- 適当にご飯を食べると意識を失いそうなくらい腹が減る
14-15日目:集中力が上がる
半月もするとファスティングにもだいぶ慣れていました。朝ごはんがないのも普通になっていたので、むしろ時間があってラッキーくらいの感覚でした。
この頃感じた変化は集中力が上がったことです。ダイエット法なのに集中力が上がるという思わぬ副作用ですが、筋トレや勉強の時、作業の効率が前より良くなりました。
私は基本的に午前中に作業をバーっとやってしまう人間で、その時、朝ごはんを食べていないのでめちゃめちゃお腹が空いています。ですが、人間は空腹時、本能的に集中力が増すように設計されているらしく、その効果を実感しました(昔は空腹時だと体力が無くなって危険生物に襲われる可能性が高まったのが理由です)。
- ファスティングをすることで朝の時間ができる
- 空腹により、本能的に集中力が増す
17-18日目:朝まで飲むという失態
これは完全にやらかしてしまいました。17日目にして朝まで友人たちとお酒を飲んでしまいました。朝と言っても4時ごろなので早朝ですがここからファスティングとなると14時間後でも夕方の6時です。バカみたいな時間です。
しかし、ルールを破るワケにはいかないのできちんと次の日は夕方まで水とお茶しか口にしませんでした。ファスティング中に朝まで飲み明かすのはおすすめしません。
19-21日目:間食をどうしたらいいのかわからない
私は飲食店でアルバイトをしているのですが、よくキッチンで料理をすることがあります。
そうなるとつまみ食いの誘惑がすごいんですよね。大体、少し遅い時間にバイトなので別に口にしても大丈夫なのですが、果たしてファスティング中なのにこんなに間食して良いのだろうか、と感じていました。
結果的にファスティングはルール上には断食時間以外は何を口にしてもいいことになっているそうなので大丈夫でした。ですが、個人的にはメリハリがつかないのでオススメはしません。
22-25日目:再び朝の空腹感が辛くなる
朝ごはんのない生活には完全に適応したのですがそれでも、定期的に強い空腹感に襲われます。そして、夜寝る前にも空腹感に襲われるようになります。
もはや1日の大半、空腹を感じている状態ですが、なんとか耐え抜きました。空腹を感じている時は、何か仕事をするのがオススメです。
そして手元には絶対に飲み物をおきましょう。気を紛らわすことが大切です。
しかし、16時間のファスティングはさすがに空腹が辛すぎたのでここからはほぼ毎日14時間にしました。ちなみに、ファスティングは13時間以上すれば血糖値が下がることなどが科学的に証明されているそうです。というわけで、最低13時間はしましょう。
26-28日目:いまだに難しいファスティング
1ヶ月断食を実践しましたが、いまだに晩御飯をこれでもか、と食べすぎてしまったり、たまに追い込みすぎて18時間くらいファスティングして気分が悪くなったり、とまだまだ直すべき点は多いです。
一日基本的に二食しかないのでそれぞれの食事に今までより気を使うようになりました。
まとめ
なんだかんだ誘惑に負けず今日までファスティングをやり抜きました。気分が悪くなるくらいの空腹は嫌いですが、程よい空腹なら私は割と楽しめるタイプなので今回のファスティングは一応成功だったと思います。
これまでのファスティングで感じたメリット、学んだことはこんな感じです!
朝ごはんのお金がかからない、プラス朝時間が余分で出来るので、そこもファスティングの良いところだと思います。
辛い面もありますが、ファスティングをするメリットの方が今のところは大きいのでこれからも続けたいと思います!
注意事項ですが、未成年の方はきちんと1日3食食べた方が体の成長にいいのでファスティングはしないでください。栄養と脂肪が十分に蓄積した成人がファスティングの対象です。
それでは、楽しいファスティングライフを送りましょう!